![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/06/347855-e1560490429877.png?resize=600%2C600&ssl=1)
施工会社の選定が工事の成否を左右するように、第三者機関の選定もどこでも同じわけではありません
第三者機関の選定は
1、現場に来る技術者に十分な知識があるか
2、施主の立場で考えてくれるか
がポイントになると思います。
そのような視点から,第三者機関に関してご紹介した9社を比較していきます
全国区で活躍する第三者機関
今回ご紹介した中で全国区で活躍している会社・組織は
さくら事務所とアネストです。
どちらも多くのスタッフをかかえています。
さくら事務所
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/02/00.jpg?resize=728%2C310&ssl=1)
さくら事務所は第三者機関の老舗で知名度が高く実績も豊富です。
第三者機関としてのクオリティを維持するための
職員の人材確保と教育に力を入れていることが分かります。
住宅コンサルティング アネスト
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/03/header17.png?resize=728%2C190&ssl=1)
アネストは検査員を50人擁しています。
全員が一級建築士だそうです。
そして情報共有の仕組みがあって検査の質を高める努力がなされているようです。
また会社の利益や運営費を抑えてスタッフへのフィーを確保して
第三者性を維持しやすい状況を作っているようです。
住宅コンサルティング アネストの特徴と評判~第三者検査機関比較②~
NPOで活動する第三者機関
特定非営利活動法人で株式会社などのような利益追求の組織ではありません
第三者機関のような組織にふさわしい形態とも言えます
とはいえ特定非営利活動法人であれば良いというものでもないと感じます
NPO法人家づくり援護会
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/04/toppu-e1555501028493.jpg?resize=600%2C187&ssl=1)
家づくり援護会は長年の活動の結果として
東京本部のほかに北海道、東北、関西の三か所に支部を持っていてます
設計サポートや出版も行っているので多方面での家作りの支援を受けることが可能です
費用も安く抑えられていることもうれしいですね
NPO法人建築Gメンの会
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/04/rogo.jpg?resize=352%2C144&ssl=1)
かつて一部の不心得な会社による
手抜き工事や「欠陥住宅」が問題となった時代があります
建築Gメンの会はそのような時代背景の中で設立されました
「建築Gメン」のネーミングからも不正をただすことへの意志が強く感じられます
現場検査で施工のミスを指摘するのは良い施工をすることが目的です
悪質な施工者とは対立関係になる事もありますが
出来ればそうならない範囲での解決を望みたいですね
地域限定で活躍する第三者機関
ここでは3件だけしかご紹介していませんが小規模の組織で地域限定で活動している組織は
他にもありますので「○○県 建築検査 第三者機関」で検索して見てください
ポイントは
1、現場に来る技術者に十分な知識があるか
2、施主の立場で考えてくれるか
です
関西地方で活動する青山建築コンサルタント
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/05/-e1557033875126.jpg?resize=600%2C258&ssl=1)
青山建築コンサルタントの佐野さんはホームページで
「外注検査員へ委託することなく、(FC展開なし)必ず、代表者の佐野が現場に行きます」としています
技術力も責任感もあって心強い会社だと思います
他地域に関しては
・東北地域 住宅検査東北 IBLホームズ
・関東地域 住宅検査セイソク
・中部地域 住宅検査カノム
の3社を推薦しています
中部地方で活動するHIあすなろ事務所
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/05/taitoru-e1558351815449.jpg?resize=600%2C287&ssl=1)
HIあすなろ事務所のサイトには「必ず代表勝股が住宅診断を実施する」との記載があり
親切で丁寧仕事が期待できそうに感じます
中部地方で活動するカノム
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/06/eyecatch.jpg?resize=728%2C167&ssl=1)
中部地方が重複してしまいましたが
青山建築コンサルタントの記事にも紹介されている第三者機関の老舗です
歴史があるのにも関わらず
代表自らが現場検査を行うというスタイルを貫いている会社です。
施工者からの紹介の多い第三者機関
施工者からの紹介の多い第三者機関は
ホームリサーチ社と住まいと土地の総合センターです
「第三者機関」として施主側に立った仕事ができるか確認が必要です
株式会社ホームリサーチ社
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/04/-e1555467189972.jpg?resize=600%2C263&ssl=1)
株式会社ホームリサーチ社は施主が直にホームリサーチ社と契約するケースと、工務店経由で契約するケースがあるようです。
工務店経由の方が低価格に設定されているようですので
直接契約することには積極的でないのかも知れません。
住まいと土地の総合センター
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2019/03/mainVisual_01.jpg?resize=728%2C303&ssl=1)
住まいと土地の総合センターは「絶対に公開しないハウスメーカー&工務店選び」で有名な市村さんの会社です
施工検査の対象となっている施工会社が19社だけということで
施工会社から紹介されるようです。
現場をチェックする人間が多ければそれだけミスが減る
そう考えることも出来ますが
住まいと土地の総合センターの特徴と評判~第三者検査機関比較②~
第三者機関まとめ
本記事では
1、現場に来る技術者に十分な知識があるか
2、施主の立場で考えてくれるか
という視点を重視して記事にしたつもりです
あなたの第三者機関の選定のお役に立てることを願っています
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2017/12/03.jpg?fit=80%2C80&ssl=1)
サクドン
![](https://i0.wp.com/iejoho.com/wp-content/uploads/2017/12/03.jpg?fit=80%2C80&ssl=1)
最新記事 by サクドン (全て見る)
- 琉球住樂 の特徴と評判~沖縄県の工務店比較①~ - 2023年12月4日
- 発泡ウレタン3商品を熱伝導率で比較! - 2023年10月31日
- エクセルギーが分かる5つのポイント - 2022年8月3日