間取りのセカンドオピニオンとは、
「その間取りで、家族(入居者)が、健康・安全・快適で幸せに暮らせるか?」
を、ハウスメーカーや工務店に属さない建築士が、プロの視点で客観的に診断して、必要に応じて間取り改善を提案するサービスです。
弊社は、「間取りのセカンドオピニオン」のパイオニアとして、2013年から延べ3000件の間取り診断を行ってきました。その実績を認められ、代表の船渡亮が、2024年1月に、講談社から『この間取り、ここが問題です!』(講談社+α新書)を出版しています。
今回は、『この間取り、ここが問題です!』の事例を交えながら、弊社が提供する間取りのセカンドオピニオンサービス「プレミアム動画間取り診断」の7つの特徴を紹介いたします。
目次
1.複数の改善提案から、最適案を選べる
自信を持って間取り確定するには、他の案との比較検討が大事です。
プレミアム動画間取り診断では、一級建築士が客観的な間取り診断を行った上、診断間取りのブラッシュアップから大幅改善まで、2~9案までの複数提案を原則としています。
単に間取り提案するだけでなく、それぞれの暮らし方やメリット・デメリットも解説するので、自分達にとって最適な案を選ぶことができます。
こちらのM様の事例(埼玉県民共済住宅)では、全8提案を検討して頂いた上で、納得の1案を選ぶことが出来ました。
2.工程に合わせて4回診断・現場問題も解決
プレミアム動画間取り診断では、家づくりの工程に合わせて4回の診断を実施します。
さらに各診断後は、14日間のアフターフォロー付きです。土地・会社選びの段階から、間取り確定・照明コンセントから外構まで計画を丸ごとサポート!
家づくりの様々な悩みや問題を、一級建築士に何度でも質問・相談出来ます。
また現場や引き渡し後のトラブルにも丁寧にアドバイスいたします。(サポート期間は1年間。有料で更新可能)
4つの診断の中で、「プレミアム動画間取り診断」ならでは、といえるのが、1回目の敷地診断です。
「プレミアム動画間取り診断」参加者は、
・土地探し中
・会社検討中
・建築条件付で検討中
・あと1か月で間取り確定
など、状況は様々ですが、必ず敷地診断を受けてもらい、家づくりの方向性が間違っていないか?別の可能性はないのか? についてのアドバイスを行っています。
『この間取り、ここが問題です!』で紹介した事例08の石井さんも、1回目の敷地診断で、間取りを大きく変更するアドバイスを行っています。
実例1:動線・日当たりがダメな間取りを大幅改善
吹抜けのある広いLDK、ゆったりした玄関、独立したスタディーコーナーがある石井さんの間取り。希望は全て満たしているように見えますが、実は日当たりが良くない、内玄関が狭い、スタディーコーナーが使いにくい、ソファ位置が良くない、といった根本的な問題が隠されていました。
1回目の敷地診断では、このような問題を指摘の上、大幅改善をアドバイス。
日当たりがよく家事ラクな間取りに生まれ変わりました。
3.診断は動画納品。時間を気にせず視聴できます。
忙しい家づくりで、住宅会社との打ち合わせと並行して、セカンドオピニオンとの診断時間を捻出するのは大変です。特に小さいお子さんがいる場合には、気になった打合せに集中できないこともあります。とはいえ、診断結果を「紙の資料」だけでもらっても、それを理解するのは大変です。
プレミアム動画間取り診断では、時間効率とわかりやすさを両立させるため、診断結果は全て動画とPDFで納品します。
なお、希望があれば、平日の昼間限定になりますが、オンライン(オプション)での打合せも可能です。
4.最短一か月で間取り確定
着工まで時間がない場合、申込みから1か月後に間取り確定することもできます。また「特急オプション」を利用して頂くことで、通常の診断スケジュールよりも早く診断することも可能です。
申込み前にご相談頂ければ、家づくりの工程に合わせた最短の診断スケジュールを提案させて頂きます。
5.楽しく育児し、家事時短できる間取りに
私たちは、仕事や家事・育児で、毎日、忙しいです。仕事は手を抜きたくないし、パートナーや子供との時間も大切にしたい!そこで大事なのは、家事ラクできて、家族との時間も確保できる間取りにすることです。
ただ日本人が家事に使う時間は、40年前と変わっていない事が統計結果から分かっています。この状況をなんとかするために執筆したのが、2024年1月に出版した講談社+α新書『この間取り、ここが問題です!』です。
本書では、洗濯・掃除 歴21年の一級建築士(既婚・二児の父)が、家事ラクで育児を楽しめ、自分時間も確保できる間取りにする方法を解説しています。
ここでは、 『この間取り、ここが問題です!』から、家事時短に成功した2つの事例を紹介します
実例2:帰宅時に6回ドアを開閉する間取り
一見、理想的な平屋住宅にみえる木村さんの間取りには、帰宅動線に大きな「暮らしにくさ」が隠れていました。
玄関からキッチンまでの間に洗濯物の下をくぐった上に、6回もドアを開閉しなければならない間取りだったのです。
改善間取りでは、水廻りを整理し、帰宅動線がシンプルになり、ドア開閉も半分に。
キッチンから家族の帰宅もわかり、洗面所やお風呂に入る子供の様子も見えるので、家事しながら必要な時にサポートしやすいと、木村さんは話しています。
実例3:家事動線がイマイチな間取り
動線が複雑で、和室とLDKの関係もよくない、ダイニングからトイレが丸見え、キッチン収納が使いにくいなど、様々な「暮らしにくさ」がある間取りでした。
そのため、大幅に間取りを改善し、全ての問題を解決しています。
また、特徴的なのが、ランドリーからWICを通って和室に出れる動線で、家族と話したりテレビを見ながら、洗濯などの家事が出来ます。
「和室とWIC、脱衣室の家事動線」は、ママ友からは、使いやすくて羨ましいと評判になっているそうです。
6.日当たり良く、地震にも強い間取り
敷地を活かした配置計画は、間取りにおいて超重要です。プレミアム動画間取り診断では、近隣状況を把握し、日当たりよく快適に暮らせる建物配置を提案いたします。
日当りと耐震性が最悪な間取り
効率的に家事ができるように考えて作った神宮寺さんの間取り。リビングもゆったりしており、とても素敵に見えますが、日当たりと耐震性で大きな問題がありました。
まず日当たりですが、南側隣地から2mしか離れていないため、10月から2月までの5か月間、リビングに太陽光が入らないことがわかりました。さらに、直下率が低い間取りのため、耐震性にも大きな問題があります。
改善提案では、日当たり・構造の問題を解決、複雑だった玄関廻り最適にしています。
7.相談や質問が無制限に
家づくりの様々な悩みや問題を、一級建築士に何度でも質問・相談出来ます。また現場や引き渡し後のトラブルにも丁寧にアドバイスいたします。(サポート期間は1年間。有料で更新可能)
全て実績ある一級建築士がサポート
あなたの大事な家づくりをサポートするのは、一級建築士の船渡亮です。
間取りのセカンドオピニオンとしての活動の他、雑誌・メディアの監修も積極的に行っており、2024年1月には、講談社+α新書から『この間取り、ここが問題です!』という書籍を出版しています。
主な実績をこちらに紹介します。
3000件サポート 99%の満足度
これまで、延べ3000件の間取り診断を行っており、参加者の満足度は99%と高評価を頂いております。
また診断して終わりではなく、建築中や完成後もしっかりサポートさせて頂きます。
この間取り、ここが問題です!(講談社+α新書)
25の間取り事例に隠れている71の暮らしにくさについて解説した、10年間の間取りのセカンドオピニオンを集大成したのが、『この間取り、ここが問題です!』となります。
お近くの書店の新書コーナーやAmazonなどの通販で購入できます。
雑誌・WEB記事監修
DIME、マイホームラブウォーカー2024、SPA!、レタスクラブなどの雑誌や、ダイヤモンド不動産研究所、SUUMO、オリコンなどのWEB記事の執筆・監修も行っています。
船渡亮
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