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【2019最新版】スタイルワンの特徴と評判 〜ハウスメーカー比較㉝〜

出典:株式会社スタイルワン

 

建築士 千葉菜美が人気のハウスメーカー情報をシリーズでお届けしています。

第33弾は、「スタイルワン」をご紹介致します。

 

 

 

 

スタイルワンの概要と特徴

タイプ

工法:2×6(ツーバイシックス)工法、2×4(ツーバイフォー)工法、RC造
坪単価:55~65万円

 

 

概要

社名:株式会社スタイルワン
本社所在地:東京都武蔵野市西久保2-18-3-1階
資本金:500万円
設立年月日:2006年1月15日

 

 

特徴

断熱気密性能

 

Q値:1.0以下(Q1スタイル)、1.4以下(充填断熱タイプ)
Ua値:不明

C値:0.5以下

 

スタイルワンでは、外断熱・内断熱を併用した「ハイブリッド断熱 Q1スタイル」と内断熱のみのウレタン充填断熱タイプの2種類の断熱方法を採用しています。

また、お客様のご要望やプランにより、アクアフォーム、アイシネン、セルロースファイバー、羊毛断熱、ウールブレスなど、複数の断熱材を使用しています。

 

 

 

 

 

 

樹脂サッシ・トリプルガラス仕様を標準採用

スタイルワンでは、樹脂サッシ・トリプルガラス仕様を標準採用しています。

また、室内側および室外側のガラスには、Low-Eガラスを採用。

夏には日射熱を抑え紫外線も防ぎ、冬には室内の暖房熱が逃げるのを防ぎます。

 

 

 

長期優良住宅・低炭素住宅・ZEH

スタイルワンでは、長期優良住宅と低炭素住宅に対応しています。

 

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年6月4日施行)」により、高性能・長寿命を目指した住宅のことです。

 

低炭素住宅とは,政府が目指す「低炭素化社会」に適合するCO2を大幅に抑えた住宅のことを言います。

住宅一棟ごとに炭素排出量を計算し、最高基準の断熱性を満たす住宅で確実に省エネ性を実現する住宅です。

 

長期優良住宅は、良質な住宅が長期にわたり良好な状態で使用できるように、耐久性・耐震性・維持保全容易性などが求められています。

これに対して低炭素住宅は省エネ化に特化しており、より高い省エネ性能が求められることとなります。

 

またZEHにも対応しています。

 

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のことで、消費するエネルギーを上回るエネルギーを自宅で発電し、暮らしのエネルギー収支をゼロまたはプラスにする住まいのことです。

 

出典:経済産業省 資源エネルギー庁

 

・ZEHについては、次の記事で詳しくご紹介しています。

ZEHとは?5つのポイントをわかりやすく解説!

 

 

耐震性:ツーバイシックス工法・ツーバイフォー工法

スタイルワンが採用している2×6(ツーバイシックス)工法、2×4(ツーバイフォー)工法は、床面、壁面、天井(屋根)面の6つの面で支える壁構造をしています。

それぞれの面を結合して6面体構造とすることで、どのような方向からの外力(地震や台風)に対しても建物全体でバランスよく受け止めることができ、優れた耐震性を発揮することができるのです。

 

ツーバイフォー工法に比べツーバイシックス工法は、断面積が大きくなる分、より優れた耐震性を実現します。

 

各ハウスメーカーの耐震性については、次の記事で詳しくご紹介しています。

 

【最新版】地震に強いハウスメーカー20社を徹底比較 ①

 

【最新版】地震に強いハウスメーカー20社を徹底比較 ②

 

主婦が選ぶ!地震に強いハウスメーカー!5社を紹介

 

 

全館空調システム:ダイキン DESICA(デシカ)・ダイキン ベンティエール

スタイルワンでは、全館空調システムについて、2種類の換気システムを用意しています。

 

ダイキン DESICA(デシカ)は、湿度調整・高品位の換気を可能にするヒートポンプデシカント方式。

加熱すると水分を放出し、冷却すると逆に水分を吸着するデシカント吸着剤の性質を活かし、夏場は蒸し暑い空気を除湿しながら換気し、冬場は乾燥した冷たい空気を加湿しながら換気します。

 

ダイキン ベンティエールは、室内の温度を下げずに汚れた空気を排出し、新鮮な空気を取り入れる「全熱交換方式」。

超薄膜型エレメントにより効率よく熱と湿度を回収します。

 

 

 

 

 

商品説明

スタイルワンは、完全自由設計です。

ここではスタイルワンの得意としているデザインをご紹介します。

スタイルワンでは、北欧輸入住宅をはじめ、様々なデザインテイストに対応しています。

 

北欧スタイル

人気の高い北欧テイストあふれるデザイン。

 

 

フレンチスタイル

南フランス・プロバンス地方の家をイメージ。

 

 

モダンスタイル

シンプルでミニマルなデザインで人気の高いモダンスタイル。

 

 

ラップサイディング

平たく長い板を重ねながら張り合わせた、北米風住宅の定番スタイル。

 

 

コッツウォルズストーンの家

コッツウォルズストーンは、イギリス、コッツウォルズ地方でとれる天然石炭岩。

 

 

レンガタイルの家

スタイルワンでは、落ち着いた色合いが魅力のベルギーレンガを採用。

 

 

 

口コミ

良い口コミ

以前の家は、設計士さんに完全に「お任せ」でしたので、今回は、自分でいろいろと調べてインターネットでパーツを購入したり、キッチンのカウンターに妻の作品であるタイルを組み込んでもらったりして、積極的に家づくりにかかわりました。
完成した家は、私たちの希望がふんだんに取り入れられています。

外観は南欧風で、名字のイニシャル「H」を芝生でかたどったアプローチを配しました。

また裏庭に続くレンガの小道を夫婦でつくったのは良い思い出です。

リビングの天井は吹き抜けになっており、開放感たっぷりですが、ハイブリッド断熱の効果で夏も冬も一年中快適に過ごすことができます。

2階に設けたウォークインクローゼットは、将来、娘が結婚して同居することになった場合を想定して、第二のキッチンに間取り変更ができるよう、あらかじめ配管を引いてあります。このように、将来にわたって長く住まうことを考えたプランを実現できたことが良かったと思っています。

スタイルワンさんとの家づくりは、とても楽しかったです。できればもう1軒、一緒に建てたいと思うほどですね(笑)。

出典:設計事例とお客様の声

できあがった住まいは、高気密高断熱住宅で、24時間全館空調システムにより、年間を通じて湿度30~50%、室温は冬に20~23度、夏は25~27度程度に保たれています。室内温度にむらがなく夏も冬もとっても快適です。
さすが省エネ住宅だけあって、オール電化住宅で24時間全館空調システムを使っているにもかかわらず、光熱費は月2万円前後。

IHクッキングヒーターはすっきりとしたデザインで輸入キッチンにも良く合いますし、機能面もパワフルでお湯が沸くのが早くて助かっています。

給湯システムのエコキュートは空気の熱を上手に利用して効率よくお湯をわかしてくれるすぐれもので、二酸化炭素の削減にも貢献できるんです。

ランニングコストを抑えながら快適に過ごしたいと思って建てた住まいが、結果的に二酸化炭素の排出量を抑えたエコロジーな住まいにもなりました。

出典:設計事例とお客様の声

悪い口コミは、ありませんでした。

 

 

 

 

アキラ先生の総評

アキラ先生

スタイルワンは、デシカを採用しているのが特徴的ですね。

調湿しながら加湿する、というデシカの快適さは、体験してみないとなかなかわかりません。

私も一度、他の工務店のモデルハウスで、真夏に体験しましたが、室温29℃でも、カラッとしているので、全く、暑く感じませんでした。

日射遮蔽をしっかり行えば、夏でもエアコンにあまり頼らずに生活出来るので、エアコン嫌いな方にも良いかな、と思います。

デザイン的には、輸入住宅っぽい感じがメインで、あまりモダンな感じではないですね。

 

 

まとめ

以上、「スタイルワンの特徴と評判」についてご紹介しました。

 

スタイルワンは、一級建築士事務所でありながら、設計から施工管理まで、ワンストップで任せることのできる会社です。

完全自由設計の注文住宅はもちろんのこと、気密性や断熱性といった性能の高さや快適性、デザイン性を兼ね備え、満足度の高い建築が実現します。

また、素材そのものの持つ特性を活かす設計を得意としており、自然素材にこだわりたいご家族にもおすすめの会社です。

 

スタイルワンでは、施工中や完成後の住宅の見学会を随時開催しています。

スタイルワンで家づくりを検討している方は、ぜひ1度参加してみてくださいね。

 

出典・引用はこちら

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千葉菜美

出身地の庁舎が建築学会賞を受賞したことから建築に興味を持ち、建築科を卒業。 自分の設計で家を新築することが夢のひとつ。 有名建築巡りの他、美術館、世界遺産、お城、神社・仏閣巡りが趣味。 2級建築士。整理収納アドバイザー2級。