出典:益岡工務店 公式
高知県といえば、坂本龍馬、鰹のタタキ、清流の四万十川など、思い浮かびますが、どのような住宅事情なのか、興味深いところです。
今日は高知県の益岡工務店をご紹介していきたいと思います。
益岡工務店の概要と特徴
タイプ
・木造軸組工法
・坪単価 不明
概要
会社名:株式会社 益岡工務店
本社所在地 :高知市葛島2丁目7-9
設立: 昭和52年5月
資本金:4,800万円
年間施工棟数:35棟(2016年)
従業員数:20人
事業内容:建設業・住宅建設・リフォーム・宅地建物取引
施工エリア:高知県
アフターメンテナンス:メンテナンスあり
保証:不明
代表者の言葉
株式会社益岡工務店:代表取締役社長 益岡 博史
創業以来40余年、お客様に末永く快適に生活していただき喜んでいただくために『大切なことは何か』ということを問い続け、追及しながら家づくりをして参りました。
お陰様でこれまでたくさんのご家族と素晴らしい出会いに恵まれました。
そして現在、自然環境に恵まれた高知県でありながら、夏と冬の気候は非常に厳しいため、その気候風土に適応した高断熱・高気密を基本として、 『自立循環型』 の自然エネルギーを有効に利用した、快適かつ健康に重視した住宅づくりに取り組んでおります。
まずその快適性を実感していただくために、宿泊できる展示場も準備し、多くの方々に体感していただき、大きな反響と素晴らしい感想をいただいております。
この他、県産材の活用推進、長期優良住宅への対応、省令準耐火構造の採用などはもとより、耐久性にも優れた住宅により、安心して暮らしていただける家づくりを心掛けております。
これからの高齢化社会、健康志向へと向かうなか、家づくりに欠かせない課題にも挑戦し続け今後とも皆様に快適で素晴らしい生活をご提供できるよう、上質の家づくりに一層努力して参ります。
会社の特徴
新技術のTIP構法を採用
東京工芸大学工学部建築学科上西研究室(構造)での耐震実験をもとに開発された耐震構法 で、構造力学の原理を活用して、耐震性能を倍増させた在来軸組み構法です。
在来軸組構法で住宅を建てる場合、通常使用していない施工法(技術)です。
耐震強度2.69倍を誇るTIP構法に、益岡工務店独自の断熱・気密技術をプラスして住まいづくりを行います。世代省エネ基準を遥かにしのぐ高性能省エネ住宅を実現します。
1.ゆれにくい(剛性)
2.こわれにくい(強度)
3.ねばりづよい(靭性)
4.傾きにくい(復元性)
5.直しやすい(破壊性状)
高気密・高断熱の家「FPの家」
FPは高断熱・高気密性能はもちろん、耐震・耐火性、防水・防湿性、そして遮音性に優れ、耐久性も向上し、国内トップレベルの優れた住まいづくりを実現する工法です。
断熱材として、独自に開発したウレタンパネルを採用しています。 ウレタン断熱パネルに使用されている硬質ウレタンフォームは、高分子化合物ポリオール
イソシアネートを化学反応させ、同時に成形したものです。生産工場での製造過程では、木枠パネルにウレタンをプレス機で圧力をかけて注入発泡し、製品化します。
これに圧力をかけることで、密度の高い硬質ウレタンとなりさらにウレタン樹脂成分が木枠と密着し、パネルと木枠が一体となって強さが高まります。
上記のパネルの採用で、断熱力は4.37、相当隙間面積は、実測平均値で0.50平方センチメートル/平方メートル以下を実現し、高気密・高断熱を実現しています。
FP軸組み工法の採用
「FPの家」は、断熱性・気密性の高い硬質ウレタンと木枠パネルを一体成形したウレタン断熱パネルを建物の躯体に組み込むことにより
壁構造そのものになっています。そのため、一般の工法より強い剛性を備えた建物ができあがります。
「炭の家」とは、「炭」のチカラと、 特許工法の「換気システム」によって、全てのお部屋の空気をクリーンな状態に保つ画期的な「健康 住宅」の仕組みです。
「炭の家」では、2階床下に炭を敷設します。換気ユニットから取り入れられ、炭の層を通ることで浄化された空気が室内に取り込まれます。
・優れたメンテナンス性
いくら良い換気システムを備えていても、換気装置そのものが汚れてしまっていては、「換気量」が確保出来ない上に、汚れた空気が室内に入り込むことになります。
そこで、炭の家では、換気ユニットをメンテナンスがしやすい床下に設置しています。
ZEHビルダーとしての目標
益岡工務店では、ZEH目標を以下のように掲げています。(実績)
ZEH目標(実績) | 28年度目標(実績) | 29年度目標(実績) | 30年度目標 | 31年度目標 | 32年度目標 |
---|---|---|---|---|---|
20%(34%) | 30%(52%) | 35% | 40% | 50% |
商品説明
益岡工務店の商品ラインナップは以下の3つになります。これは商品名というより、テーマ別に作ったモデルハウスの名前になります。
FPの家の工法で作られた益岡工務店の代表的な「風雅」、体感宿泊体験可能な「風月」、高知市の「地域住宅モデル普及推進事業」の対象であり地域の特性を活かした長寿命住宅「長期優良住宅」の「風里」が主力商品です。
今回は、「風雅」をご紹介いたします。
風雅
土佐の気候と風土を熟知し、前述のFP工法を採用、省エネ&エコを力強くサポートする太陽光発電を設置したモデルハウスです。
住まいの空気を美しく、そしてきれいに保つ「炭」の力を利用した炭換気システムを採用しています。
FPパネルの採用
超高性能FPパネルの採用で、高断熱・高気密・高耐震性能で、魔法瓶のような家を実現しています。
・屋根にはFP遮断パネル105ミリ採用
・壁にはFPウレタン断熱パネル105ミリ採用
・床にはFP床パネル105ミリ採用
炭の家
総重量1トンもの「炭」のチカラと、特許工法の「換気システム」によって、全てのお部屋の空気をクリーンな状態に保つ画期的な「健康住宅」の仕組みです。
近年問題となっているシックハウス症候群も、室内の空気に含まれる有害物質が要因といわれています。
益岡工務店では、特許取得工法「炭1トン仕様カーボンエアクリーンシステム」を採用し、快適で健康な家づくりに取り組んでいます。
口コミ
良い口コミ
県内の木材を使った木造住宅がメインで展示されており各ハウスメーカーごとにスタッフの方が丁寧に説明をし各メーカーごとの機能性の素晴らしさのPRをしてもらうことができます。
細かな気配りもあり来店したお客様に不愉快な思いをさせないように日本のおもてなしの心を大事にして住宅展示場を案内してくれます。(モデルルーム案内時)
出典:みんなのマイホーム
益岡工務店さんでは耐震性耐久性に優れた木造住宅と住宅提案をしてもらうことができました。提案された木造住宅耐久性や耐震性に優れなおかつコストパフォーマンスがしっかりとした住宅でした。
提案時の説明の仕方や接客態度もとてもよく会社自体の雰囲気も良く気軽に相談ができる雰囲気でした。(モデルルーム見学時)
出典:みんなのマイホーム
悪い口コミは、ありませんでした。
まとめ
今回から高知県の工務店をご紹介しました。高知県の風土を生かして、地元の工務店らしい提案もしていますがTIP構法や、炭の家などで、オリジナリティを出しているところがおすすめポイントかと思います。
モデルルームに来場した方が、ほとんど満足されて帰られているところから、ローコストながら、しっかりとした説明のできるいい工務店なのではないかと思いました。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。
whitemoon
最新記事 by whitemoon (全て見る)
- アレスホームの特徴と評判 ~愛媛の工務店比較①~ - 2021年10月4日
- フクヤ建設の特徴と評判~高知県の工務店比較⑤~ - 2018年11月7日
- 記念住宅の特徴と評判~高知県の工務店比較④~ - 2018年11月5日