千葉県の工務店比較、シリーズ第3弾は八千代市に本社のある株式会社木の住まい工房です。
このシリーズの順番はランキングではありませんので誤解しないでくださいね。
上のアイキャッチ画像は下の動画からキャプチャーしたものです。
可愛いお子様が家を楽しんでいる様子が分かります。
42秒ほどの動画で簡単に見ることが出来ますのでご覧くださいネ。
株式会社木の住まい工房の概要と特徴
タイプ
・木造軸組
・坪単価 66万円~
概要
会社名:株式会社木のすまい工房
本社所在地:千葉県八千代市大和田新田917-5
設立:平成22年 資本金:5740万円
年間施工棟数:45棟(2016年度)
従業員数:18人(2017年4月現在)(一級建築士3人二級建築士3人)
事業内容:建築設計・施工・監理
施工エリア:千葉県全域・埼玉県全域・および東京都一部・茨城県一部
アフターメンテナンス:JIOによる住宅瑕疵担保責任保険、外装下地検査実施住宅
株式会社木の住まい工房社長の人柄(HPの代表者の挨拶から)
社長 阿久津 弘幸 様
『世界で一番お客様に近い会社』を目指して日々努力をしています。私たちがご提供する商品は、『最高の日常』だと考えています。大手の住宅会社では扱いきれない”個性のある自然素材”や”こだわりの素材”などを使用し、本当の強さをもち、10年後も20年後でも美しい、『遊び心のある家』をつくりたいと思っています。 『こんな家に住んでみたいな…』というお客様がもっともっと増える ように、良い木材を使った、心からほっとできる”やさしい木のすまい”をつくっていきたいと思っています。 とお考えです。とても木を大事に考えているのですね。
会社の特徴
私たちは、自然が素材に与えた「強さと美しさ」を研鑽し、そしてその先にある「遊びの心」を絶えず追求しております。木の住まい工房のこだわは、自然素材へのこだわり、デザインへのこだわり、構造と耐久性へのこだわり、価格へのこだわり、設計へのこだわり、木材へのこだわりの6項目だそうです。それぞれについて見てみましょう。
自然素材へのこだわり
健康で安心して暮らせるように自然素材を標準で使っているそうです。
無垢の床
ウォルナット・ヒノキ・ナラ・チーク・パイン・桐・カバ・杉・栗・クルミ・竹等をプランやデザインに応じて選べるようです。
漆喰と薩摩中霧島
漆喰塗り壁を標準仕様にしているそうです。和室やアクセントの壁には薩摩中霧島という塗り壁も選べるそうです。
無垢の扉
構造柱は院庄の乾太郎
院庄の乾太郎というブランドのヒノキをこだわって使っているという事です。
防蟻材はホウ酸
腎臓を持っている哺乳類には安全で、昆虫に効果があるホウ酸を防蟻処理に利用しているそうです。浸透性が高く木材に深く浸み込み揮発性がないので効果が持続するそうです。
デザインへのこだわり
半現し梁
天井を高くして梁を半分現しにした空間は豊かな心を育無とされているそうです。
匠を感じる内部造作
家具を含むトータルコーディネート
設計担当やインテリアコーディネーターが照明、家具、アーテンなどのコーディネートまでしてくれるそうです。
構造と耐久性へのこだわり
住宅性能表示制度の構造の安定に関する検討を全棟において実施しているそうです。
頑強な自慢の構造
耐震等級は最上級の3を基本として、許容応力度計算いわゆる構造計算をおこなっているそうです。
基礎について
@150で配筋したベタ基礎で構造計算に基づき必要な補強を加えるそうです。 「建設住宅性能評価制度」を取得しております。このことにより、設計段階の建物と、実際に出来上がった建物の整合性を第三者機関の検査により証明されます。さらに、外装下地検査(防水検査)を追加することにより、合計5回の検査を実施しています。
価格へのこだわり
極上素材を使って高品質のものを、適正価格でかつコストパフォーマンスの高い、理想のお家づくりを実現するために、私たちは原材料の多くを生産者から直接仕入れるルートを開拓し、無駄を削減し、協力業者さんと議論を重ね、社内で「いい住まい創りとは何か」をとことん話し合い、流通コストの削減に努めております。 ということで薄利多売とか数量メリットで安くするとか安ければ良いという姿勢ではありませんね。
設計へのこだわり
木のすまい工房のすまいは、同じ家は一軒もありません。それは、時間をかけて、お打合せを重ねて、お客様と一緒に「住まい創りとは何か」を徹底的に考え、お客様の「こだわり」を共有し、そしてそれを美しく、機能的に創り上げていきます。という事です。
家具のように美しい階段、天井や、垂れ壁をアールにしたデザイン。壁に埋め込んだガラスブロック。照明を凝らしたり、材料を工夫したニッチ。少しの工夫で美しく、安らぎを感じさせ、活き活きと感じさせるデザインが叶います。 お客様と一緒に、考えたデザインは、家に帰って、それを見るたびに、楽しい気分、誇らしい気持ちにさせてくれることでしょう。 という事で納得いくような設計になりそうですね。
木材へのこだわり
柱は、乾太郎」という極上品の、ブランドヒノキを使用しております。「乾太郎」は住宅産業の中でも、使いたい材料のNO.1を獲得するほど信頼度のある材木です。木のすまい工房では「乾太郎」を標準仕様としています。 梁は耐久性に優れた無垢の米松を使用しております。米松は圧縮や曲げに強く、横架材として最適な木材です。 という事でこだわった材料選びをしているようです。
断熱気密性
長期優良住宅認定レベルを標準としているそうです。 具体的には ・高性能、断熱材セルロースファイバーを使用。 ・断熱アルミ樹脂サッシを採用。 ・ガラスは日射の遮熱効果が高いLow-e複層ガラスを使用。 という事です。 セルロースファイバーとは新聞古紙からリサイクル生産された断熱材で、材料供給から工事まで責任施工で無結露20年保証だそうです。
ZEH対応
ZEHを政府は2020年までに標準的な新築住宅とすることを目標に掲げています。 ZEH基準の住まいに向けて木のすまい工房では、目標を設定して取り組んでいます。 2016年度 実績12% 〇商品説明 全てがオーダーメイドの注文住宅でこの項に対する記事はありません。
口コミ
良い口コミ
悪い口コミ
まとめ
家作りが納得できるものになるかどうかは施工者がお客様に向き合う姿勢で決まると思います。
利益と顧客満足度は相反する物ではなく、短期で収益を上げようとするか、長期で会社を運営して行こうとするかその違いのような気がします。口コミの良い評価に多いのが「打ち合わせに時間をかけてくれる」という事です、質問にもしっかりと答えようとする誠実な姿勢が有るようです。
構造計算を全棟で行ったり、建設住宅性能評価の第三者機関の検査を標準としたり、建物の質に対してのこだわりも高度なものだと思います。構造材を現し、内外とも塗り壁で仕上げるといった、ハウスメーカーではできない職人の手作り感が有るというテイスト。
そうしたデザインに一貫した型が有ってそれが好きな方にとってはとても良い工務店だと思います。自社のスタイル以外のデザインを器用にこなしてくれるような会社ではなさそうですので自分の好みに合うかどうかををモデルハウスなどで確認して進めることが大切ですね。 ホームページを見ると動画やスライドショーを利用してたくさんの情報を上手く伝える工夫があります。伝えることを大切にしている会社という側面も見て取れます。
この記事があなたの家作りのお役に立てることを願っています。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。
サクドン
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