日本人の家事時間は、40年間で2分しか時短されていないのをご存じですか?
「これだけ便利な世の中になったのに、ウソでしょ?」
と思われる方も多いと思いますが、紛れもない事実です。
本日発売の電子書籍
『家事ゼロ動線の教科書: この間取りが暮らしにくいのはなぜか?』
では、この家事時短問題を、「動線」で改善する方法を提案しています。
ジャンルとしては間取り本ですが、読み物として面白い構成にしていますので、良かったら読んでみてくださいね。
12/25まで99円で購入できます。
本書の概要(AMAZON概要欄からの転載)
「この40年間、日本の家事時間は全く減ってない」
こう聞いてあなたはどう思いますか?
コンビニが増え、手軽に通販で買い物ができ、食洗器も普及し時短できる調理家電もあるので、にわかには信じられないかもしれないですね。実際、母親世代に比べて家事は楽になった、と感じる女性は多いかもしれません。
確かに女性の家事時間は36分減少しました。ただ男性の家事時間は34分増えています。つまり、世帯で考えると家事時短になったわけではなく、女性の社会進出の結果、男性が家事を負担する割合が増えただけ、ということです。
便利になったにも関わらず、世帯単位での家事時間が減っていないのは驚きです。世の中にある様々な家事時短の手法は、全体でみると「家事時短」には貢献していないのが紛れもない現実です。
生活スタイルや価値観の変化が早い世の中で、40年前とあまり変わってないものが1つあります。それは、私達が住む家の間取りです。この家の間取り、そして家事動線がアップデートされていないことが、家事時短にならない根本原因だと著者は考えます。
本書では、著者が提唱する「家事ゼロ動線(ストレス・無駄をゼロにする家事動線)」を、豊富な事例をもとに解説いたします。
内容の一部
★大手HMの間取りが暮らしにくい7つの理由
★昭和のオジサンでもゴミ捨ては出来たのはなぜ?
★間取りから暮らしを理解する方法
★髭男の名曲からわかること
★家事時短で国家資格を取得できる
★なぜ間取り集は役に立たないのか?
★階段の労力は〇倍
★回遊動線は収納を犠牲にしている
★臭いものに蓋をしただけのシューズクローク
★○○は、コロナ禍の遺物になる
★ゴミ捨てを楽にする動線
★段ボールは、土間収納に置くべき?
★家政婦のように家事したいですか?
★20分で洗濯~収納まで終わらせる方法
★料理で楽するには「動かない」が一番
★食洗器の使い勝手は食器棚で決まる
★アイランドキッチンを夢の島にしない方法
★なぜ施主はアパートよりも狭い玄関を欲しがるのか?
目次
第1章 家事ストレスの原因は動線
第2章 間取りで暮らしを理解する方法
第3章 家事ゼロ動線の5原則
第4章 ノンストレスな帰宅動線
第5章 朝支度を時短できる出宅動線
第6章 効率的で疲れない洗濯動線
第7章 楽してキレイを保つ料理動線
船渡亮
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