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【2019最新版】日本ハウスホールディングスの特徴と評判 〜ハウスメーカー比較⑦〜

出典:株式会社 日本ハウスホールディングス

 

建築士 千葉菜美が人気のハウスメーカー情報をシリーズでお届けしています。

第7弾は、「日本ハウスホールディングス」をご紹介致します。

 

 

 

 

日本ハウスホールディングスの概要と特徴

タイプ

工法:木造軸組み工法
坪単価:55~65万円

 

 

概要

社名:株式会社日本ハウスホールディングス
本社所在地:東京都千代田区飯田橋四丁目3番8号 日本ハウスHD飯田橋ビル
資本金:38億7,337万円
設立年月日:1969年2月13日

 

 

特徴

断熱気密性能

 

Q値:2.7(「住宅の評判ナビ」)
Ua値:不明
C値:不明

 

 

日本ハウスホールディングスでは、高性能グラスウールを採用しています。

木造の場合、構造材そのものに断熱性能があります。

そのため、柱との間に断熱材を充填することで、高い断熱性能を確保できます。

 

 

 

日本ハウスホールディングスでは、高性能トリプルガラス樹脂窓を採用しています。

内外2枚をLow-Eガラスとし、アルゴンガスを封入したトリプルガラスがU値:0.91を実現しました。

 

 

 

長期優良住宅・ZEH

日本ハウスホールディングスは、標準仕様で国土交通省の定める長期優良住宅の基準をクリアしています。

 

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年(平成21年)6月4日施行)」により、高性能・長寿命を目指した住宅のことです。

 

長期優良住宅の場合、良質な住宅が長期にわたり良好な状態で使用できるように、耐久性・耐震性・維持保全容易性などが求められています。

 

また、ZEHにも対応しています。

 

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のことで、消費するエネルギーを上回るエネルギーを自宅で発電し、暮らしのエネルギー収支をゼロまたはプラスにする住まいのことです。

 

 

・ZEHについては、次の記事で詳しくご紹介しています。

ZEHとは?5つのポイントをわかりやすく解説!

 

 

耐震性能:グッドストロング工法

 

構造:木造軸組工法(グッドストロング工法)

耐震等級:等級3(※商品・プランにより、異なる場合があります。)

 

日本ハウスホールディングスの地震対策は、耐震構造+制震パネルの「グッドストロング工法」。

この「グッドストロング工法」は、耐震等級3をクリアしています。

 

日本ハウスホールディングスの家は、柱や床組みといったもともとの構造が地震に強く、さらに、高倍率耐力壁パネルが床と一体になって地震に耐える力を発揮します。

高倍率耐力壁パネルは、「壁倍率5.0」「壁倍率 3.7」「壁倍率3.0」の国土交通大臣認定を取得。

 

 

「グッドストロング工法」は、そういった高耐震性の構造に制震パネルをプラス。

 

パネル中央部にダンパー(地震エネルギー吸収装置)が設置された制震パネルは、プレートの間に粘弾性体を挟んでおり、地震の揺れによりプレートが上下に動き、粘弾性体が変形する仕組みです。

この動きで地震エネルギーを吸収し、揺れを抑えます。

 

 

各ハウスメーカーの耐震性については、次の記事で詳しくご紹介しています。

 

【最新版】地震に強いハウスメーカー20社を徹底比較 ①

 

【最新版】地震に強いハウスメーカー20社を徹底比較 ②

 

主婦が選ぶ!地震に強いハウスメーカー!5社を紹介

 

 

熱交換型ダクトレス換気システム

日本ハウスホールディングスは、熱交換型ダクトレス換気システムを採用しています。

熱交換型換気扇は、室内温度を確保しながら空気の入れ替えを行い、エネルギーのロスをなくし、冷暖房の効果を高めます。

 

 

 

 

 

商品説明

日本ハウスホールディングスの商品構成は、以下の通りです。

 

・注文住宅檜の家「やまとシリーズ」

・セミオーダーメイドの家「Jステージ・シリーズ」

・都市型狭小住宅 「NEW URBAN VALUE」

・50代・60代のセカンドライフを提案する「グランジェス」

・独自の「ストロングビームテクノロジー」により、壁の少ない構造と開放感のある空間を実現した「快放空間」

・賃貸併用住宅

 

その中から「やまとシリーズ」と「Jステージ・シリーズ」をご紹介します。

 

 

やまと

 

「やまとシリーズ」は、国産檜や骨太な柱にこだわった和の真髄を感じさせる、本格木造注文住宅です。

 

 

ZEH標準仕様

やまとシリーズでは、ZEH仕様を標準搭載しています。

 

 

国産檜を柱と土台に使用

やまとシリーズでは、国産檜を柱と土台に使用しており、各商品ラインナップで寸法の違いを設けています。

 

やまとシリーズ「館」:檜4.5寸柱

やまとシリーズ「華」:檜4寸柱

やまとシリーズ「彩」:檜3.5寸柱

 

 

1メーターモジュール バリアフリー

住宅の基本モジュールとして1mを採用。

車椅子がスムーズに通れる廊下や横幅の広いトイレなど、全ての年代の方が快適に暮らせる住まいを実現しました。

 

 

 

Jステージ

 

「Jステージ・シリーズ」は、3つのプランの中から選べるセミオーダーメイドの家です。

 

 

モノコック構造

「Jステージ・シリーズ」では、軸組とパネルを合体させ、木造軸組工法と2×4工法の長所を活かした独自のモノコック構造を採用しています。

 

 

 

J-SUNSHINE 太陽光発電の家

 

「J-SUNSHINE 太陽光発電の家」は、ZEH仕様を標準搭載したプランです。

 

 

J-CERAMIC 高級タイルの家

 

「J-CERAMIC 高級タイルの家」は、長期間美しさを保ち、歳月を重ねるごとに味わいを増すタイルを標準仕様とした外観デザインを提案するプランです。

 

 

J-WARM 高断熱・高気密の家

 

「J-WARM 高断熱・高気密の家」は、高性能グラスウール・高性能トリプルガラス樹脂窓を標準搭載したプランです。

 

 

口コミ

良い口コミ

日本ハウスで2年前に建てました。
とある住宅展示場で一番最初に入ったのが日本ハウスで、なんの予備知識も無かったんですが、その時の応対に出たほぼ新人の営業さんの最初の顧客になりました。
その営業さんは経験不足なところはありましたが、何より一生懸命で、やる気がものすごく伝わる営業さんでした。

バックアップで優秀な先輩営業さんもついてくれて、不安なく家作りを進められました。

大変だったけど、楽しい思い出ですね。
営業さん以外でも、工事担当の方も、設計の方も、実際家を建ててくれた大工さんも皆さん良い人達でした。
メーカーも大事ですけど、やっぱり一番は人だなと思います。
当然、途中行き違いや手違いはありましたけど、都度対応してくれて、問題ありませんでした。
住んで2年ですが、満足しています。
僕は日本ハウスで建てて良かったと感じています。

出典:e戸建て

私は熊本地震で家が倒壊し、今回日本ハウスさんに依頼しました。
熊本では展示場がない分紹介だけでされているみたいです。
他の住宅会社と違い展示場がない点では少し不安でしたが、すでに建てた方の家を見せてもらいとてもいい雰囲気だったので建てました。
檜柱や檜の内装を使用した雰囲気なので少し他のビルダーより高い感じがしましたが、自然素材を取り入れましたので家の内観も満足しております。
営業マンもよく顔出してくださいますし 、他の方ははずれの営業マンにあたったのでは?
坪単価も75万程でした。
一生で一度の家作りなので適当な営業マンだったり会社だったりするとやっぱり腹が立ちますよね

出典:e戸建て

悪い口コミ

横浜で建ててます。

設計出来ないし設計ミスするし、隣地からのクレームも対応出来ない。

担当次第だろうけど、契約した途端に対応が悪くなって本当に残念な会社だと思う。

担当の上司にいくらクレームしても返信すらない。

コストパフォーマンスが良いと感じて契約したが今になってみたら他社より高い。

契約前に戻れるなら絶対に別のHMにする。

出典:e戸建て

 

 

 

 

まとめ

以上、「日本ハウスホールディングスの特徴と評判」についてご紹介しました。

 

HPにも載っていますが、隈研吾氏が設計・監修をした「檜の家 創立50周年記念モデルハウス」を東京都世田谷区のハウジングプラザ瀬田展示場で見学することができます。

私はまだ見学していないのですが、外部全周に設置された檜4寸木組耐力壁や、その木組を通り抜け内部に降り注ぐ光り、また、部屋と部屋との一体感や檜のぬくもりを実際に確かめてみたいものです。

 

日本ハウスホールディングスで家づくりを検討している方は、他の展示場と合わせてぜひ1度見学してみてくださいね。

 

出典・引用はこちら

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千葉菜美

出身地の庁舎が建築学会賞を受賞したことから建築に興味を持ち、建築科を卒業。 自分の設計で家を新築することが夢のひとつ。 有名建築巡りの他、美術館、世界遺産、お城、神社・仏閣巡りが趣味。 2級建築士。整理収納アドバイザー2級。