さてさて、ハウスメーカー比較シリーズ、
今回ご紹介するのは、「R+house」さんです。
軽く調べてみたところ、
建築家によるハイセンスなデザインと高性能が両立しているうえに
コストも抑える!という、
なんつうかもう非の打ち所がない感じなんですが、
実際のところ、どうなんでしょうか??
さっそく、見ていきましょう!
「R+house」のタイプ、概要と特徴
タイプ
・木造軸組み
・坪単価 50~60万円
概要
社名:ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
本社所在地:東京都品川区上大崎二丁目24番9号アイケイビルディング5F
資本金:3億5,611万円
設立年月日:2005年3月31日(「R+house」のリリースは2009年9月)
特徴
「建築家と建てる家を身近に、手軽に。」をコンセプトとする、
フランチャイズ住宅商品。
価格面から躊躇されがちな建築家によるデザイナー住宅を、手の届く価格で提供する。
現在HPにはR+house建築家として66名が紹介されている
さらにデザインだけでなく、
「高気密・高断熱・高耐震」という性能面でも高いレベルを追求、
デザイン性と機能性を高水準で両立する理想の住宅であると謳っている。
“手の届く価格で”というのは決して“安い”わけではないが、
デザインや性能のわりに価格を抑えられるための仕組みとして、
独自の「建て方のルール」を設定。
使用する部材やプランにある程度の制限を設けたものを標準とすることや、
(オプションでの対応は可能。)
資材の仕入れに中間業者を通さない「メーカー直送システム」や、
「部材先払いシステム」を採用することで、コストダウンを可能としている。
構造は、木造軸組みにオリジナルの「R+パネル」を加えたパネル工法。
建物を面で支えることで、耐震性能もアップするという。
(標準は耐震等級2、オプションで耐震強度3の確保も可能。)
断熱気密性
Q値:2.0
Ua値:0.55
C値:0.5
R+houseでは、オリジナル高性能断熱パネル、R+パネルを使用。
グラスウールを大幅に上回る優れた断熱性能と水に強い高い耐久性に加え、
モジュールにあわせてパネル化していることで、コストダウンと施工スピードをUPさせることができました。
また、ジャストサイズのはめ込み式施工の為、ムラのない技術で施工が可能です。
つまり、どの家にも確実に高気密高断熱の壁を提供できるのです。
(「R+houseつくば南・ひたち野うしく」HPより)
この水分を通しにくい性質により、
室内温度を一定に保つと同時に屋内で発生する湿気から壁や構造躯体を守り、
それが結果、“住まいの長持ち”にも繋がるそうです。
商品説明
標準仕様がセミオーダー的な作り方であるとはいえ、
ベースは、建築家が施主の希望を取り入れて作るプランであるため、
「商品」はありません。
参考までに、建築実例は以下のような感じです。
クチコミ
良いクチコミ
気密性、断熱性、遮音性に関しては文句のつけようがありません。住んでみて実感しています。
デザインに関しては、担当になる建築家で大きく左右されると思います。当方は運よく価値観の合うトップランナーの建築家が担当してくれました。
当方が建築した時にはホームページの建築実例が少なかったのですが、現在は多数アップされています。価値観のあった建築家を派遣するために、R+houseの本部でもアンケート等を実施していますが、その際に気に入った例をアピールすることで、価値観の違う建築家が派遣されるリスクは多少軽減されると思います。
金額的には決して安くありません。大手ハウスメーカーと変わりないと思います。
性能がいい家で、建築家が設計した自分たちに合った、オリジナルデザイン、ここの部分にお金をかけたい人にはお勧めします。
など建築家にお願いしました。
30坪に満たない狭い土地だったのですが、建築家がもってきてくれたプランが工務店と話してたときのイメージとは全く違うもので、なるほど、と感心しました。
古い借地でややこしい手続きが必要になったのですが、手続きなど工務店が一緒に(というか、ほぼ代わりに)やってくれて、すごく助かりました。
クチコミをみていると頼む先によってバラツキがあるみたいですが、私がお願いしたところは今のところですが当たりだったようです。
悪いクチコミ
地方の小さいところが多い印象なので、倒産しないかなど当たり外れが心配です。
営業の対応の仕方や仕上がり云々を注意深くみながら見極めて行くしかないですね。
技術の差は素人にはわからないことが多く正直なところ判断が難しいです。
アキラ先生の総評
実は、「三井ホーム」も外部の建築家が設計しています。
R+houseの場合は、コストを下げるために以下のことを行っています。
・工法の規格化
・申込を受けてからの提案
・打ち合わせ回数の制限(3回まで)
建築家の立場からすると、延々と続く打ち合わせほど、コストがかかるものはありません。
ですから、打ち合わせ回数が限定されているのは、やりやすいといえます。
施主側としては、回数がわかっているわけですから、ある程度要望を考えた上で打ち合わせする必要がありますので、
事前に家族内での意見もまとめる必要がありますね。
このシステム、合理的ではありますが、やはり建築家のレベル差は大きいかもしれません。
最初から、素晴らしい案を出してくれれば3回で済みますが、ショボい案だったら施主も困ってしまいます。
ですので、どの建築家を選ぶか、とヒアリング時に要望事項をしっかり伝える、
ということが大事になってきますね。
R+houseの家、いかがでしたでしょうか?
非の打ち所のないコンセプト通り、
確かにHPには素っ敵なお家が並んでいたのですが、
たぶんコレだいぶオプション入ってんだろうなー…、
つまり価格的にはやっぱり手の届かない感じなんだろうなー…
と、庶民の私は感じた次第…。泣
といっても標準仕様は加盟店によって微妙に異なるようなので、
気になる方はまず一度、近くのお店へ行ってみることをおすすめします。
というわけで以上、「R+houseの評判と特徴」についてお届けしました!
では、また~~♪
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