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建築工房 和 -nagomi-の特徴と評判 ~奈良県の工務店比較⑤~

出典:建築工房 和 -nagomi-HP

 

奈良県の工務店情報をお届けしています。
今回は、十津川村の木材を使った家造り「建築工房 和 -nagomi-」をご紹介していきます。

 

 

 

 

建築工房 和 -nagomi-の概要と特徴

タイプ

・工法:木造軸組工法
・坪単価:不明

 

 

概要

会社名:株式会社 和(なごみ)
本社所在地:奈良県葛城市當麻367-2
設立年月日:2010年11月
資本金:500万円
年間施工棟数:15棟(2016年度)
従業員数:7人
事業内容:新築及びリフォームの設計・施工、注文住宅、外構工事、耐震診断・耐震補強工事
施工エリア:奈良県全域、大阪府全域、京都府、和歌山県、三重県、滋賀県
アフターメンテナンス:不明
保証:JIOによる住宅瑕疵担保責任保険、(株)ハウスジーメンによる住宅瑕疵担保責任保険、住宅長期保証支援センター

 

 

代表者の言葉

建築工房 和 -nagomi-:代表取締役 松葉 勇

 

杉やヒノキの無垢材を使った家で「和みたい」、みんなで家造りをする「和(わ)」と言う意味を込めた“和(なごみ)”と名付けました。
これまで培ってきた経験と仲間、そしてお客様と共に、“なごみのある家づくり”をしていきたいと思います。

 

 

会社の特徴

長期優良住宅が標準仕様

 

長期優良住宅とは、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型社会を目的として、長期住み続けられるための措置が講じられた、優良な住宅(=長期優良住宅)のこと。

①耐震性・・・地震に強く、倒壊しにくい安心の家
②耐久性能(劣化対策)・・・構造や骨組みのしっかりした長く住める家
③維持管理・更新の容易性・・・メンテナンスの容易な家
④住戸面積・・・必要な広さが確保された、暮らしやすい家
⑤省エネルギー性・・・地球にやさしく、家計にもやさしい家
⑥居住環境・・・地域のまちなみと調和した家
⑦維持保全(維持保全管理、住宅履歴情報の整備)・・・「住まいの履歴書」付きの長く快適に住み続けられる家

以上の7つの項目で基準を満たし、品確法住宅性能表示の耐震等級3を基準とした住宅が、和-nagomi-での標準仕様です。

 

 

低炭素建築物基準

 

地球温暖化問題への意識の高まりを受け、平成24年12月4日に「都市の低炭素化の促進に関する法律」が施行されました。

これは、二酸化炭素(例:エアコンの利用で発生する二酸化炭素 等)を抑えた燃費の良い家=低炭素化し、地球環境保護することを目的とした取り組みです。

和-nagomi-の家は、断熱材の基準や開口部(窓サッシ等)の性能を高め、換気設備、給湯設備、照明などの設備機器を省エネ効果の高いものを採用し、換気性能を確保するため、断熱工事の完了後、気密測定を行います。

 

和-nagomi-では、省エネ基準が5㎠/㎡以下に対し、このC値(相当すき間面積)を1㎠/㎡以下となるようにしています。

 

 

地中熱を利用した換気システム

24時間換気設備の導入は、建築基準法の改正によって、2003年7月1日より施行が開始され、一般戸建て住宅などへも設置義務化が定められました。
和-nagomi-では、第1種換気システム(吸気、排気共に機械的に強制に換気を行う方法)である、『澄家Eco』換気システム+地中熱を採用しています。
空気の流れを制御しやすく、24時間換気システムにおいては、最も確実な吸気・排気システムです。

 

 

「澄家Eco」 換気システムの特徴 として、以下の10項目が挙げられます。

① フロアー下断熱材・従来型24 時間換気システムが不要

②家じゅうがエアコン1~2台で快適年間の冷暖房費(光熱費) が安くなる

③ ランニングコストは、月額800円程度でOK

④家じゅうの温度差をなくし、生活空間全体を暖かくする

⑤花粉症・アレルギー疾患の方も快適

⑥ 室内はカビ・ダニが生息しにくい

⑦窓枠・テーブル・カウンターにほこりがたまりにくい

⑧ 熱交換器の性能

⑨静音性No.1

⑩メンテナンスが容易

 

この換気システムは、冬や夏の冷暖房の季節には第1種全熱交換型となり冷暖房費を節約します。高断熱住宅の場合、春・秋の中間期は家電製品などの放熱や、日射の影響で外気よりも室温がわずかに高くなる場合がありますが、その対策としても、温度センサーにより自動的に第1種全熱交換から第3種換気に変換し(あえて熱交換をしない)、涼気を室内へ給気する機能を搭載しています。

これにより、一年中どの季節でも、家中快適でクリーンな空気を保つことが可能です。

 

 

「パッシブハウス」への取り組み

 

「パッシブハウス」とは、ドイツや北欧で実用化されている高性能な省エネルギーの建物、地球のために、住む人のために、持続可能な家のこと。太陽の熱や風の流れをうまく利用し、自然と上手に付き合うことが大切です。

和-nagomi-では、地形や立地を生かして風を呼び込み、風の道をつくります。風向きに合わせて、風上に風の入口となる窓を風下に風の出口となる窓をつくります。1階から取り込み、階段部分や吹き抜けを通して2階に逃がすことが効果的です できるだけ間仕切りや建具のすくない間取りにすること、建具には風を通しやすい引き戸を使うことも効果的。

自然の力を採り入れたり、防いだり。昔の知恵も使いながら、いかにエネルギーを使わない家にできるかを考えます。設備に頼りきるのではなく、建築でできることをまず考えます。

 

 

暮らし方を考えた間取り

小さいお子さんのいる家族に適したプラン案(施工事例

間取りを考えるときは、「住む人がどのような暮らし方をしたいか」を第一に考えます。小さいお子さんのいる家族と、成人したお子さんのいる家族では、暮らし方が異なるし、共働きのご夫婦と、奥様が専業主婦の家族でも違います。同じ年齢層、家族形態でも、どんな趣味を持っているか、お休みの日に家でどんなふうに過ごすかなどでも変わってきます。
 今、どんな暮らし方をしているのか、家を建てたときどんな暮らし方をしたいか、お施主様にとっての一番の家を考え、形にしていきます。

 

 

素材へのこだわり

和-nagomi-では、人にやさしく、健康で長持ちし、時を経る程に味わいを増す材料を厳選して使用しています。

 

・無垢の木

無垢材とは、一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。一番の特長として調湿作用があり、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があるため、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出します。
和-nagomi-では、十津川産の無垢材を使用しており、家の骨組みとなる、柱・梁・土台等、仕上げとなる床材や腰壁材、カウンターや軒天材等木で出来る所は、ほとんど十津川村で育った木を使用しています。
無垢材は、抗菌性や消臭効果もある、とても人にやさしい材料です。 無垢材の特性をいかし、適材適所な使い方をしていきます。

 

・漆喰


漆喰は、カルシウムなどの消石灰を主成分としており、 耐水性に優れ、 防火性が高いのが特徴です。無機質で、静電気を発生しないため、時間が経過しても、ほとんどホコリが溜まりません。また、湿気を吸集し調節するので、カビの発生を防止するという性質があり、 四季ごとに温度や気候が変化する日本にふさわしい材料です。
 和-nagomi-では、スイス漆喰『カルクウォール』やスペイン漆喰『エスタコウォール』をよく使います。

 

・紙クロス

壁仕上げの主流となっているビニールクロスと異なり、空気を通し、調湿性があり、静電気も発生しないので、ホコリなども付着しにくいのが特徴。

 和-nagomi-では、以下の『オガファーザークロス』、『和紙クロス』をよく使います。

 

オガファーザークロス

 

ヨーロッパではポピュラーな再生紙とウッドチップでできた壁紙です。紙と木でできているので、呼吸し、湿気がこもらずカビなどの原因である結露を防ぎます。

 

和紙クロス


 昔からの代表的なものは楮、三椏、雁皮。 最近ではケナフも使用されています。無作為に並んだ繊維が光を乱反射させるので照明の灯りや日光もとても柔らかく感じます。

 

・自然塗料


化学物質を使わず、自然の原料で作った人間に優しい自然塗料を使います。
自然塗料と呼ばれていても、化学物質を含んでいたり、化学物質は含んでいなくても、アレルギー反応を起こす物質が入っている場合もあります。
和-nagomi-では、ドイツメーカーの『アウロ』『リボス』『オスモ』『ビオファ』、日本で古くから使われていた、蜜蝋、桐油、荏油や漆、柿渋や米糠(ぬか)など、施主様と相談して使用する自然塗料決めていきます。

 

 

商品ラインナップ

和-nagomi-は、完全注文住宅です。
ここでは、二つの施工例を見ていきます。

 

 

施工事例

働くお母さんと 家族が和む家

仕事・家事・育児で慌ただしい毎日を快適に過ごせるよう、動線や収納スペースにこだわり、採光や通風にも工夫。
ご家族のコミュニケーションも深まる素敵な住まいです。

 
 

 

 

薪ストーブと中庭のある家

家の中心に中庭のある平屋建ての住宅。ご主人こだわりの薪ストーブは、暖かさとともに、心地良い空間をつくります。

定年退職後の充実した日々の暮らしを楽しむことのできる住宅です。

 

 

 

 

口コミ

現場見学会に行って、実際のイメージを掴むことができました。比較対象は多い方が良いと思ったので他社とも比較した結果、僕らと考えている方向が同じだという理由と、家は建てて終わりではなく、これからずっと長い付き合いになるので、そう考えると和さんが良いと思いました。

木の香りと漆喰の効果のおかげか、今でも“新築の香りがするね”と言われます。床が温かくて、歩き心地がとても良いです。はじめは傷がつきやすいことを心配していましたが、意外と気にならないです。

木の良さを最大限に活かした家づくりをぜひ。そして、機能や性能も重視して、ランニングコストのことも考えるべきです。色々な考え方があると思いますが、うちはオール電化にして良かったです。光熱費の面でも、火気を使わない安心面でも。

出典:建築工房 和 -nagomi-HP お客様の声

 

設計だけでなく、自然素材建材等についても大変知識が豊富で、相談を投げかけた時は常に、専門性の高い丁寧な回答をもらえました。家づくりを検討するに当たり数社の工務店・設計事務所と相談していましたが、担当の松葉さんの細かなご対応がとても信頼でき、設計をお願いする決め手になりました。

要望と予算の兼ね合いが心配ではありましたが、今までの施工実績を丁寧にご説明いただけ、安心してお任せできました。女性の一級建築士さんと相談ができ、女性視点での感性を反映できた点もありがたかったです。特にダイニングキッチンは、自然採光で明るく、料理し易いスペース設計となって満足しています。

出典:建築工房 和 -nagomi-HP お客様の声

 

悪い口コミはありませんでした

 

 

 

 

まとめ

無垢材を使った家で「和(なご)みたい」、みんなで家造りをする「和(わ)」という意味を社名に込めた和(なごみ)。
耐震性や耐久性、省エネ性など、一定基準を満たした長期優良住宅が標準仕様であり、人にやさしく、健康で長持ちし、時を経る程に味わいを増す自然素材を使った、長く安心して暮らしていける住まいをご提供。プランでは自社の女性一級建築士が親身に対応してくれるので、家事動線や収納計画など、働くお母さんのためのアイディアも充実。施工においては、日本家屋を建築できるほどの技術を持つ熟練大工が対応してくれる。

質と機能、コストバランスの良い、”なごみのある家づくり”を丁寧に一邸ずつ造り上げることが可能です。

 

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もりりん

自然素材の自宅を計画中 のインテリアコーディネーター。 大手住宅メーカーでインテリアコーディネートを担当。 自分にそっくりな双子と悪戦苦闘しながらも、 少しでも丁寧で豊かな暮らしを送りたいと考えています