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アイフルホームの評判と特徴〜ハウスメーカー比較⑪〜

 

「アイフル」と聞くとついついあの消費者金融を連想してしまいますが、

 

あちらとは全く関係のない、「アイフルホーム」さん。

 

むしろ関係があるのはあの住宅設備の一大グループ「リクシル」のほうで、

 

正式な企業名称は「LIXIL住宅研究所」なんだそうです。

 

というわけで今回はそんな「アイフルホーム」の評判と特徴について、お届けします!

 

 

 

「アイフルホーム」のタイプ、概要と特徴

タイプ

 

・木造軸組み
・坪単価 45~55万円/坪

 

概要

 

社名:株式会社LIXIL住宅研究所(アイフルホームカンパニー)
本社所在地:東京都江東区亀戸1-5-7 錦糸町プライムタワー
資本金:12億5000万円
設立年月日:2002年3月(旧アイフルホームは1984年5月)

 

特徴

 

FC展開において先駆け的な存在であるハウスメーカーで、代理店数は250を超える。

 

リクシルの設備・内装多用による仕入れコストカットや、

 

FC経営による中間マージンのカットにより低価格での家づくりを実現、

 

ローコスト住宅を最大の売りにしている。

 

完全なるネット販売限定商品「i-Prime7」は対面販売にかかるコストを全てカット。

 

 

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展示場もバーチャル(完成済み物件の見学は可能)

 

 

700万円台~という価格は衝撃的。

 

なおFCの仕組みとしては、アイフルホーム本部は広告宣伝、商品開発、資材共同購入だけを担当、

 

施主との契約・建築施工は代理店が行う。

 

つまりアイフルホームと施主との間に契約は発生しないため、代理店の信用度、信頼関係が非常に重要。

 

住宅の特徴としてはメーターモジュールの採用、

 

柱の接合部を強化し耐震効果もある「テクノスター金物」などが挙げられる。

 

 

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テクノスター金物

 

 

断熱気密性

 

Q値:1.65(「住宅の評判ナビ」)
Ua値:0.036(床・壁) 0.038(天井) (「住宅の評判ナビ」)
C値:不明

 

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断熱材には「HQP(ハイクオリティパネル)」を採用。

 

HQPとは…
構造用面材と高性能断熱材と粘弾性体を一体化した高性能断熱パネル。
このパネルにより、高い断熱・気密性能と「耐震+制震」性能を発揮します。
また、施工者の熟練度によるバラつきを抑えて、確かな施工品質を確保できます。

 

 

「アイフルホーム」のランキング

オリコン日本顧客満足度ランキング2016【ハウスメーカー(注文住宅)部門】

 

総合ランキングでは10位以内に入っていません。

(ランク付けされるのは10位まで。)

 

が、なぜか東北地方では寒冷地に強い一条工務店を抑えて1位となっています。

 

カテゴリー別で見ると、「コストの妥当性」で5位、「見積もりの正確さ」では8位にランクイン。

 

このあたりはやはり、ローコスト住宅を売りにするだけありますね。

 

他には、「築年数2-6年の満足度」では8位を獲得しています。

 

 

 

商品説明

ce・si・bo【セシボ】
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家族向け2階建ての商品。

 

子供の安全を意識した「キッズデザインの家」である他にも、

 

ママに優しい動線や家族のつながりを大切に出来るリビングなどが特徴。

 

 

AYA【アヤ】
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平屋建ての商品。

 

子育てを終えた老夫婦世代向けの商品かと思いきや、

 

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プランを見ると子育て世代もターゲットとなっている様子。

 

 

SUPREME【スプリーム】
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3階建ての商品。

 

スカイバルコニーや趣味スペースなどをイメージした「プラスワン空間」や、

 

3世代が共に住まう「二世帯住宅」などを意識したプラン。

 

 

i-Prime7【アイプライム7】
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ネット販売限定の住宅。

 

家づくりのすべてを対面ではなくネット上で決めていくことで、大幅なコストカットを実現。

 

700万円台で家が建つのだそう。

 

 

クチコミ

良いクチコミ

 

間取り等のパターンが多く選択しやすい。

 

価格が他メーカーに比べると安いですが、注文建築で希望の間取り等ちゃんと考慮していただき、非常に良かったです。

 

 

悪いクチコミ

 

設計や請求額の細かい点で度重なるミスに、大変不快な思いをしました。請求書の金額は2重請求が何ヶ所もあり、私がチェックして指摘した分だけで何十万円も違い、最終的に信用がなくなりました。

 

、アイフルホームは規格住宅が一般的でバリエーションもそれほど多くはなく、間取り変更の自由度も低い。

 

 

 

専門家の評価

 

・ローコストを前面に出しているため、やはり標準仕様のままだとペラペラ感は否めない。
たとえば住友林業や三井ホームのモデルハウスを見学した後だとその差は大きい。
ただし、当然それらより大幅に安く、ローコストを前提に考えれば完成度は高いと言える。

 

・代理店による施工のバラツキは他のFCメーカーと同様で、基礎の生コンクリートを流し込んだ翌日に(最低でも3日間養生しなければならないが)型枠を脱型している現場を見たことがある。~中略~代理店の当たり外れは当然あるようだ。

 

(市村 博「ハウスメーカーで「後悔しない家を建てる」技術」より)

 

 

アキラ先生の総評

アキラ先生

アレもLIXIL、これもLIXILといった具合に、様々な企業がLIXIL傘下に入っていて、
ほぼLIXILグループの資材だけで家が建つんじゃないかな、と思います。

 

その集大成といえるのが、アイフルホーム。
で、最近、LIXILに入ったと思いきや、2001年10月に INAXトステム・ホールディングス(現LIXIL)の事業会社になりました。

また阪神淡路大震災の2年前、1993年から地盤保障制度を始め、耐震等級3や制震システムを採用するなど、耐震設計へのこだわりが感じられます。
正直、この価格で、制震システムを採用するのは、一般工務店では難しいのではないでしょうか?

資材がLIXIL中心というのも、普通の方であれば特に問題ないので、あとは、契約するFCの工務店をしっかり見極めることが大事ですね。

 

 

以上、「アイフルホームの評判と特徴」についてお届けしました。

 

ローコストはとっても魅力的!!

 

ですが、仕様がほぼリクシルのみとなると、

 

そこはちょっと物足りないかもな~と個人的には思ったりして。

 

完全自由とまではいかなくともせめて2、3メーカーの選択肢は欲しい…、

 

けど安くもして欲しい…というのは我がままでしょうか。笑

 

 

さてさて、次回は「アキュラホーム」について、ご紹介いたします!

 

では、また~~。

 

 

典・引用はこちら

 

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mashuko

面倒くさがり王な自覚のある主婦。しかしそのズボラさゆえに、どの分野においても出来るだけラクな、効率の良い手法を探すのは結構好き。趣味は動物愛護・美味しい店探し・睡眠。最近“犬と共に暮らしやすい家”をテーマに家を新築し、現在は犬4匹+夫と共に暮らす。