埼玉の工務店紹介、今回はさいたま市に本拠地を置く「Shoei彩(いろどり)工房」です。
「Shoei彩工房」は注文建築、分譲住宅の建設・販売、不動産売買・媒介、賃貸・管理、リフォーム工事など様々な建設業を請け負う昭和38年創業の「昭栄建設」グループの1つで、注文住宅部門を担う会社です。
確かな自信と経験を武器に埼玉、群馬で実績のある会社です。それでは「Shoei彩工房」を見ていきましょう。
工務店の概要と特徴
タイプ
- 木造軸組
- 坪単価 50~80万円
概要
- 名称; Shoei彩工房
- 代表;昭栄建設株式会社 代表取締役社長 岡田紘和
- 資本金;9680万円
- 従業員数;58人
- 年間施工棟数;80棟(2016年度)
- 施工エリア;埼玉全域・千葉(流山市)、東京(練馬区、板橋区、北区、葛飾区、足立区 )、群馬(館林市)
- 所在地;埼玉県さいたま市緑区美園6丁目8番地16 0037-642-201375 (通話料無料)
- アフター保証;住宅保証機構(株)による住宅瑕疵担保責任保険のほか、入居後1週間、1ヶ月、6ヶ月、1年に訪問。その後、1年ごとに定期訪問。2年後には建物の状態を詳しく点検。5年後、10年後の無償点検で定めた有償メンテナンス工事を実施の場合、最長30年まで補償を延長
岡田代表からのメッセージ(HPより抜粋)
はじめまして。昭栄建設株式会社代表の岡田紘和です。
私たちは昭和38年の創業以来、お客様が「昭栄を選んで良かった」と心から笑顔になっていただける家づくりにこだわってきました。
土地・資材の直接購入から宅地造成・住宅施工・アフターメンテナンスまで、昭栄建設グループ独自の一貫したシステムで住宅の品質を追求し、誰よりも地域を愛する地元密着型の建設会社として真摯に家づくりに取り組んできました。
家づくりは単なるモノづくりではありません。小さかった子どもたちもやがて大人になり、その子どもたちがその家と共に幸せと笑顔を受け継いでいきます。いわば、それぞれのご家族の文化を次の世代へ残していくことが家づくりの醍醐味と言えます。
そんな幸せな家族をいつまでも包みこむあたたかな住宅を、一棟一棟真心を込めてつくりあげています。
Shoei彩工房をはじめとする昭栄建設グループは、これからも「住む人の心を知った家づくり」を追求し続け、「世代を超えて語り継がれる家」を世に残していきたいと強く願っています。
商品の特徴 「家族の笑顔を彩る家づくり」6ヵ条
木心あふれる家づくり
木視率(もくしりつ)という言葉をご存知でしょうか?
文字通り目に見える木の割合のことですが、実は木視率が高ければ安らぐわけではなく、むしろうるさく感じてしまうといわれています。
埼玉大学の調査でも、木視率が40%前後の時がもっとも調和された印象を与え、何年経っても清潔感が保たれた印象を受けるというデータが出ています。(参考:学校校舎における木材利用の現実)
Shoei彩工房でも視界に入った時に見える木の割合を床や梁など40%前後に抑える「木づかい」をしています。
使用する材木は八溝材です。
八溝材とは茨城県と福島県の県境にある八溝山系で採れた木のことで、その中でも特に品質にこだわっている「協和木材株式会社」さんで製材された木を梁部分に採用しています。
八溝材の特徴は以下のとおり。
1. 気温が低い割にそれほど雪が降らないため「枝折れ」が非常に少なく、キレイな材木が育つ
2. 品質管理が徹底されたJAS認定工場なので、含水率が20%以下で安定している
3. 定期的に外部の検査員が検査に訪れて品質のチェックを受けている
4. 日本でも珍しい中温乾燥方式を採用している
5. 寒い地域で育つため年輪が非常に細かく高品質
Shoei彩工房では「木ごころあふれる家づくり」実現のために、全国の材木を比較検討し、八溝材の採用を決めたそうです。
動線だけでじゃなく家族の「視線」を考えた彩設計
【彩トライアングル】と呼ばれる三角形の配置は「動線」だけではなく、家族の「視線」を意識した、オリジナルの設計方式。
キッチン・リビングソファ・スタディスペースをつかず離れずの適度な距離の三角形で結び、常にお互いの姿が目の片隅に見える「視線」を大切にしています。
家づくりを一緒に楽しむための彩プレゼンテーション
彩プレゼンテーションとはひとことで言うと、お客様のご家族一人ひとりの未来を見える化し、それを分かりやすくお伝えするご提案方法のこと。
• 今の生活にどんな不満があるのか?
• 新しい家ではどんな生活をしたいのか?
• 趣味はなんなのか?
• 休日はどんな過ごし方をしているのか?
• 奥さまが普段いる場所は?
• お子様との過ごし方は?
などを専用の彩ヒアリングシートに従って細かく聴き取りをし、各家庭ごとの動線と視線をしっかり把握します
また、平面図だけでは生活のイメージはできないので、そこで新しい間取りを立体的に確認できる3Dパースを用いて、窓の高さや光の入り方、動線の使いやすさなどを確認します。
外断熱の元祖、ソーラーサーキットの技術で一年中快適に
- ソーラーサーキットの特徴① 「全方向型の外断熱」
屋根も、基礎もすべて「外断熱」にし、「全方向型外断熱」を採用しています。
- ソーラーサーキットの特徴② 「二重通気」
冬あたたかく、夏さわやかで、結露しない家にするためのもうひとつの特徴。
それが「二重通気工法」です。
ソーラーサーキットの家では、外側の外装材、外断熱材、内側の間に二重の「通気層」を作ります。
- 基礎の通気口に「床下ダンパー」を設置します。
夏はこの床下ダンパーを開放し、同時に小屋裏ファンをまわすことにより、壁の中の通気層(インナーサーキット)を床下の冷めた空気が通ります。それにより壁内の熱ごもりを外に排出して建物を冷まします。
冬は逆にダンパーを閉じることで、家の中のあたたかい空気を外に逃がさず留めておくことができます。
これはまさに人間でいう「衣替え」です。
ソーラーサーキットの家は暑ければ熱を脱ぐ(ダンパー開放)、寒ければ熱を着る(ダンパー密閉)という、「季節にあわせて衣替えできる家」なのです。
品質へのこだわり、「全棟構造計算」
・Shoei彩工房の2階建て住宅は全棟で耐震等級3を取得しています。
・法律では義務付けられていない木造2階建てであっても「全棟」構造計算を実施し、数字の根拠に基づいた強い家をご提供しています。
・長期優良住宅対応
・薬剤を一切使わないシロアリ対策
シロアリは住宅の寿命を縮める天敵。今の住宅はほとんどが防蟻(ぼうぎ)処理をされているものの土台や基礎に薬品処理を施す手法が一般的。持続力が低いだけでなく、基礎断熱を行なうソーラーサーキットの家では虫を殺せるレベルの薬剤が自宅の床下に施されていてはとても安心して暮らせません。
Shoei彩工房では、ソーラーサーキットの家専用の「ターミメッシュ」による防蟻システムを採用し、シロアリにも熱欠損にもシックハウスにも強い床下対策を行なっています。
また、二重のシロアリ対策として、土台や大引だけでなく柱や筋交いに至るまで、地面から近い1階部分の木材は、シロアリに強い「ヒノキ」を採用しています。
身体にやさしい自然素材へのこだわり
- 無垢の床材
海藻からできた漆喰壁「アレスシックイ」
壁材には、幼稚園や養護施設でも使われている漆喰壁「アレスシックイ」を採用。従来の厚ぼったい漆喰とは異なり、均一でサラサラとした美しい仕上がりも特徴。光の反射がとてもやわらかいため、居心地の良い空間づくりには最適です。
和紙クロス
空気を遮断してしまうビニールクロスは一切使用せず、木から出来た自然素材の和紙クロスを採用しています。木肌や木面のあたたかさを追求した色合いで繊細な色や素材感が空間をやわらかに彩ります。
建築事例
埼玉県川越市 Sさんの家(夫婦+子ども1人) 2,000万円~2,499万円延床面積119.24m2
【外観】深い軒先とモダンな外観が印象的。玄関ポーチ天井の板張りが全体にいいアクセントとなっています。
【リビングダイニングキッチンスペース】
キッチンの前のカウンターには飾り棚を造作。持ち込み家具との雰囲気も合っています。
【ダイニングキッチンスペース】
ダイニングのペンダントライトは奥様のお気に入り、食器棚は使い勝手に合わせて造作。
「無垢の木をたっぷり使った温もりのある室内と爽やかな空気感に魅かれました」と昭栄建設の魅力を話すSさん。
この印象は、住みはじめてさらに深まった。「冬は暖かくて居心地がよく、蒸し暑い夏に裸足でもベタベタと汗が張りつくようなこともなくて快適。
一年中、素足のままで過ごせる、快適でかっこいい家です」とSさんは笑顔で話す。
プランニングでSさんがこだわったのはキッチン、ダイニング、リビング、畳スペースがひと続きになった広いLDK。あらわしにした梁と、木の質感を生かした家具や建具とのコンビネーションが見事で、「洗練された上質な空間に包まれてリラックスできるので、仕事の疲れが吹き飛びます」と笑顔のSさん。
国産の無垢材を適所に使いながら、収納などの一部の家具は造作によるオリジナルで提案。小上がりスペースを除くと1階はバリアフリーになっており、ご両親を招いたときにも、とても好評だったとか。
延床面積30坪台(駐車場付き)のちょうどよい広さと、骨太構造で地震と台風に強い家であることも、「暮らしやすく、これから先もずっと安心!」とSさんに喜ばれている。
建築事例② 埼玉県さいたま市 1F 56.72㎡ 2F 53.82㎡ 延面積 110.54㎡(33.43坪)
コテで仕上げた塗り壁とアンティークなアイアンの手摺が印象的な外観
木の素材感と家族の思い出が一体となり居心地のいいリビング
キッチン前にはお気に入りのキャニスター(調味料入れ)を並べる小さなニッチを造作
口コミ
良い口コミ
ちょっと高いけど、安心を買ったと思うと惜しくないかな。
悪い口コミ
まとめとして
坪単価がやや高めで値引きを一切しないという「Shoei彩工房」ですが、本当にそれだけの自信ある素材を使っているのに感心しました。まさに「木心(きごころ)」あふれる家づくりといった印象のメーカーです。
いかがでしたでしょうか、画像および商品説明はすべて「Shoei彩工房」HPから引用しています。
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ぜひ、読んでみてくださいね。
ayahiichan
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