さて、“高気密高断熱推し”が続いておりますハウスメーカー比較シリーズ、
今回はその高気密高断熱住宅の最高峰ともいわれる、
「FPの家」をご紹介します。
最高峰って、いったいどれほどのもんなのでしょう?
気になりますねーー。
というわけでさっそく、調べてみました!
「FPの家」のタイプ、概要と特徴
タイプ
・木造軸組
・坪単価 60~80万円
概要
社名:株式会社 FPコーポレーション
本社所在地:札幌市東区北42条東15丁目1-1
資本金:400,000,000万円
設立年月日:平成21年3月5日
特徴
高気密高断熱、高耐震を強みとする高性能住宅。
フランチャイズ方式で登録工務店は全国に渡る。
商品名のFPとは、オリジナルフレーム(Frame)&ウレタンパネル(Panel)の略。
これは、柱と梁で構成された構造体に
「FPウレタン断熱パネル」を組み込むFP軸組工法のことで、
この独自の断熱パネルが業界最高峰といわれる断熱気密空間を生み出し、
壁内の「無結露50年保証」を可能にするのだという。
また、パネルが耐力壁の役割を果たすことで耐震性能も向上、
東日本大震災の際にも周辺の家が全て流される中ただ1棟だけ残るなど、
FPパネルを使った住宅の頑丈さが立証されている。
なお、施工後には「気密測定」をはじめ、「室内環境測定」、「風量測定」を全ての住宅で実施。
快適さを数値で表し、高性能を保証する。
換気は、高気密高断熱だからこそ機能する第3種換気を採用。
断熱気密性
Q値:1.67
Ua値:0.50
C値:0.45
日本の住宅が抱える「壁内結露」の解消を追い求めるなかで、
その原因となっている従来の断熱材の問題、
「湿気を含んでずり落ちる」、「年月を経て断熱性と気密性が低下する」、
という2点を根本から解決すべく誕生したのが、
発泡ウレタンを採用した「FPウレタン断熱パネル」。
壁と一体化したパネルにすることで工場からの出荷が可能、
現場での施工レベルの差が生じることがないのも利点のひとつだそうです。
パネルに使われている硬質ウレタンフォームの断熱性能を表す「熱伝導率」は0.024W/mK以下で、断熱材としては最高レベルに近いものです。
商品説明
AIR(エアー)
“目指すべき環境は、「住まう人の努力によって成り立つ快適性=人に依存する空間」ではなく、
「自然に無理なく温度と湿度を調整でき、ガマンや努力の必要のない笑顔で暮らせる家。」”
というコンセプトのもと、
湿度を自動調整できるダイキンの全館調湿・換気ユニット
「DESICA HOME AIR」を取り入れた住宅。
CORONE(コロネ)
くるくる「まわる」。
意味があって、このカタチ。コロネは基本的に、らせんを描いて「まわり」ながら
上へ上へと昇っていく住まいです。
フロアごとに異なる使い方でありながら、
すべてが緩やかにつながっている構造。
そしてその窓には、方角も高さも違う新鮮な景色が映ります。
まさに、その土地だけ、あなただけの暮らしを描きます。
建築家・家所亮二氏とFPの家とのコラボ住宅商品。
1階、2階という概念のない、スキップフロアの家だそうです。
COCOCARA(ここから)
日本最高レベルの断熱材を使い、徹底的に家の隙間をなくし、高い断熱保湿性と省エネ効果を追求した「FPの家」。
それはまさに、「とじる技術」を極めた言えと言えるでしょう。
私たちは「FPの家」に、冬は太陽の熱を利用し、夏はそれを遮り、風を通す「パッシブデザイン」の考えをプラスしました。
それは「ひらく知識」。
設計は緻密で繊細。 地域の風向きをつかみ、季節や時間による太陽の動きを正確に把握することから始まります。
そこで行うことはとても科学的ですが、目指すのは、自然の気持ち良さです。
クチコミ
良いクチコミ
お風呂も翌朝にはすっかり乾燥するので掃除が格段に楽になりました。
また、夏の蒸し暑い時期は家が一番気持ちいいので、外出から帰るのが楽しみです。
悪いクチコミ
あまり私は、気になりませんが乾燥もするらしいです。あと冬は、暖かく暖房に関しては、ものすごく経済的ですが、その反面夏は、暑いかなクーラーないと・・・これは、高断熱住宅であれば避けられないかもしれません。
確かに値段が高いです。ハウスメーカーと同等ぐらいと思います。
2ヶ月ですが住んだ感想ですが、ほとんどこの時期はエアコンを使用していませんが温度はほぼ一定です。外から帰った時も家の中がムンとすることは無いです。
ただし音が響きます。夜は24時間換気の音が気になり、最初は寝つきが悪かったです。今は慣れました。
気密が高いサッシや扉なので、普通より開閉時に少し力がいります。
焼肉をホットプレートでやりましたが窓を全開にしてやらないと、かなり臭いが残ります。(気密が良いからでしょう)
アキラ先生の総評
確かに、性能は大事だけど、かっこ悪い家には住みたくないよね、というのはわかります。
また燃費計算や燃費保証があるってのも安心ですね。
年間の燃費保証額に達しなければ、その差額、又は3万円を保証する、というものらしいです。
保証期間が1年ということなので、それ以降は下回っても差額はもらえない、
となると微妙な部分ではあります。
ただ、そのような保証をやる、という意識の高さには安心できますね。
出来る会社は非常に限られているでしょうから。
工法としては、あまり突っ込みどころはないですが、
あとは設計上、例えば夏の日射取得をコントロールするための庇とか、
冬の日射の確保などは個別の設計になりますので、設計者の力量次第かな、と思います。
以上、「FPの家の評判と特徴」についてお届けしました。
たしかに快適性能はとても高そうでしたね~。
個人的には、その名を目にするたびにイメージしていた「ファイナンシャルプランナー」が、
やっぱり違うよね!ということが分かってすっきりしました。笑
というどーでも情報は置いときまして、、、
この記事が、メーカー検討中の皆さまのお役に少しでも立てていましたら幸いデス!
それでは、また~~♪
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