
04.132017
この記事は3分で読めます
さてさて、床暖房調査シリーズ第3回目です。
>「床暖房を知る!~床暖のメリットとガス床暖房編~」
本日は、熱源が電気の床暖房を3種類、ご紹介します。
私が初めて使った床暖がガスタイプだったので、
勝手にそっちが主流かと思い込んでいたんですが、
ガスは温水式一種類のみ、
電気を使った床暖房のほうが種類が多いんですよね。
では、さっそくまいりましょう~っ。
参照:「床暖房で快適.com」
エコキュートなどの「ヒートポンプ」(空気の熱を冷暖房等に有効活用するシステム)
を使って温水を作り床下を巡らせ、部屋を暖めます。
ヒートポンプで空気の熱を利用して温水を作るため効率がよく、
電気代が安く済みます。
オール電化住宅は昼間の電気代が割高なため、
電気を効率的に作ることが出来るヒートポンプ式が向いているそう。
(例えば電熱式に比べるとだいぶコストパフォーマンスに優れます。)
パイプを巡る温水の温度は約40度までしか上がらないため、
床が熱くなりすぎることがなく、低温やけどの心配はいりません。
ゆっくりじんわり温かくなるタイプ。
「床暖房で快適.com」(byリンナイ)によると立ち上がり時間が2時間24分となっていて、
け、結構かかるね…という印象でした。
(ちなみにガスの温水式が1時間。)
タイマーをちゃんと使わないと、
うまく暖かさを享受できず不満!!という事態にもなりかねないですね。
熱源となる専用ヒートポンプの購入が必要となります。
夜間の割安な電気で沸かしたお湯を使い切り、湯切れが生じた場合、
昼間の高い電気代でお湯を沸かさなければなりません。
またそれを防ぐために使用を控えたりして思うように使えない、
という印象を持つ人もいるようです。
PTCという面状のヒーターを床下に内蔵、それが発熱することで部屋を暖めます。
出典:「床暖房のポカラ」HP
PTCヒーターには、温度が高い部分は自動的に発熱を抑える、
という調整能力があり、
例えば日に当たってる床部分では発熱しないなど、
無駄な電気を使わずに部屋を暖めることが出来ます。
出典:「床暖房のポカラ」HP
ヒーターが薄く床高をあげずに施工できるため、
リフォームでも取り入れやすいそうです。
どちらかというと部分暖房的な使い方が向いているようで、
リビング全体というよりも脱衣所だったり子供部屋だったり。
狭いスペースに床暖を使いたい場合によさそうです。
私はキッチンに欲しい~。
部屋全体に伝わっていく「輻射熱」よりも、
触れている部分にだけ熱を伝える「電動熱」の効果のほうが高く、
部屋全部が暖かくなる、という効果はあまり望めなさそうです。
設置面が広ければ広いほど、
電流が床面全体に流れるまでに時間がかかり、
立ち上がりが遅く感じられるようです。
PTCヒーターは敷設率が低いため、床面全体が温まりにくいという性質があるそうで、
場所によっては冷たいと感じる場所が出てくるようです。
床下に設置された電熱線ヒーターから熱を発し、部屋を暖めます。
サーモスタットや温度ヒューズが内蔵されているため安全性が高く、
設置は電熱線パネルを設置するだけと簡単、
そのため、他の床暖房と比べて初期費用が安いのが特徴。
電熱線パネルは住宅と同程度の寿命があるので、
途中で機器の交換やメンテナンス費用がかかることはほぼありません。
他の床暖房と比べても電気代が断トツにかかります。
また、ヒートポンプ式等と違い、暖房を使うその時の電気を使用するので、
昼間に長く使うと更に割高となります。
実はこのタイプの床暖房を使ったことがあるので実体験なのですが、
ガス温水式のときに感じた部屋全体が暖まるという感覚を
(こちら↑も使ったことアリ。)
全くもって、味わえませんでした。
そのために設定温度を上げて長時間稼働させて
さらに電気代がかかるという悪循環で、、涙
我が家では7年の間にほんの数回しか使いませんでした。
以上、電気を使った床暖房3種類について、ご紹介しました。
それぞれの特徴は分かりましたでしょうか?
各メリット・デメリットを踏まえたこんな表を見つけたので、
最後にご紹介しておきますね。
さて、実は電気床暖房にはもう一種類、「蓄熱式床暖房」というのがあるのですが、
次回はそれについて、お伝えします!
では、また~~♪
Copyright © ハウスメーカーと建材の特徴を徹底比較