第一種換気システム比較シリーズ第三弾は『トルネックス』です。
では、早速いってみましょう!
『トルネックス』とは?
『トルネックス』と検索するとまず出てくるのは、「分煙機」です。
独自の気流制御技術を活用した喫煙所システムを開発し、「分煙市場の創出・創世」をスローガンに「分煙」という概念を広めてきた会社です。
創業以来、室内空気環境の改善に取り組んできており、分煙対策で培った技術と経験を元に、様々な気流制御技術、空気清浄技術を開発しています。
そうした技術とノウハウを武器に、近年では様々な分野にラインナップを広げ、第一種換気システム『トルネックス外気清浄機』にもその技術が生かされ、高い集塵力と変わらない換気量を実現できたようです。
会社概要
社 名:株式会社トルネックス
設立年月日:昭和45年3月3日
本社所在地:〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-6小倉ビル
資 本 金:9,130万円
第一種換気システム『トルネックス外気清浄機』の特徴
『トルネックス外気清浄機』とは?
『トルネックス外気清浄機』について、まずは次の動画をご覧ください。
トルネックス外気清浄機の特徴
電子式集塵フィルター
トルネックスでは、「電子式集塵フィルタ」を採用しています。
金属の極板を数ミリ間隔で積み重ねた構造で、その間に高電圧をかけて粉塵を吸い取る。
そのため、洗浄して何回も使え、さらにファンの駆動エネルギーも小さく省資源・省エネルギーを実現します。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
高い集塵力
PM2.5の中でも、測定限界の最小粒子0.3μmを集塵効率95%以上捕集。
吸引外気100%を清浄(住宅業界初!)
変わらない換気量
目詰まりしにくいため、一年後も計画換気量が変わりません!
製品シリーズの特徴&メンテナンス
各シリーズの特徴
G12シリーズ
- 定格風量 120m³/h。
- PM2.5を98.5%集塵性能、換気量の維持。
- 自宅で手入れできる洗浄再生方式を採用。
GFSシリーズ
- 定格風量 200~250m³/h。
- 0.3μm95%以上を誇る高い集塵性能、換気量も維持。
- メンテナンスは専門スタッフがフルサポート。
メンテナンス
電子式集塵フィルタ
フィルタのメンテナンスには、3つのプランが用意されています。
①自宅洗浄プラン(G12シリーズのみ)
節約したいなら自分で洗浄するのが一番!
電子式集塵フィルタは、台所用中性洗剤でつけおき洗いしてすすいで乾かせばOK。
洗うタイミングは外気清浄機が教えてくれるので安心です。
②フィルターお届けプラン(G12シリーズのみ)
自分で洗うのが面倒な方は、電話一本でキレイなフィルタを届けてもらえます。
届いたフィルタを交換して、使っていたフィルタは専用ボックスに入れて返却するだけでOK。
③メンテナンス委託プラン(G12シリーズ&GFSシリーズ)
費用は一番かかるものの、自分でやるのは不安、やっぱり専門家にという方にはコチラがおススメ。
フィルタ交換はもちろん、細かい機器点検までやってもらえるので安心ですね。
メンテナンスの目安は、使用状況によって変わるものの
G12シリーズは、3か月~6か月ごと
GFSシリーズは、年1回
防虫ネット
防虫ネットにたまったゴミは適宜取り除く。
(画像は全てトルネックスHPより引用)
まとめ
分煙対策で培った技術と経験を元に、様々な気流制御技術、空気清浄技術を開発している会社だけあって
空気をきれいにするという点では群を抜いている様に思いました。
全館空調のような温度管理はできないものの、空気の清浄機能、フィルタ性能に重点を置いている方にはおススメです。
次回は「パナソニック」の第一種換気システムです。お楽しみに!
コトノハ
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