さて、床暖房調査シリーズ第2回目。
ここからは、前回紹介した床暖房の種類それぞれを、
もう少し詳しくお伝えしてまいります。
今回は「温水式ガス床暖房」について、
と、その前に「床暖房のメリット」を少々。
では、さっそくまいりましょう~っ。
参照:「床暖房で快適.com」
床暖房のメリット
暖房といったら、
一般的にはまだまだエアコンやストーブが主流ですが、
そもそも床暖派の人はなぜ床暖を選ぶのでしょうか?
それは、以下のようなメリットがあるからのようです。
足元から部屋全体が温まる
ご存知の通り床暖房の熱は床から放出され、
エアコンやストーブでは寒くなりがちな足元を暖めます。
「頭寒足熱」という言葉があるように、
人が心地よいと感じる暖かさは足元を暖めることがキーとなるので、
床暖房は理想的なわけですね。
また、床暖房の熱の伝わり方は「ふく射」方式で、
床からの熱が壁→天井へと伝わり、部屋全体を暖めてくれます。
空気がきれい
ストーブのように燃焼で二酸化炭素を発生させたり、
エアコンのように風の対流でホコリが舞うことがないので、
暖房によって空気が汚れることがありません。
ハウスダストにアレルギーがあったりすると、
これは有り難いメリットですね。
乾燥しづらい
暖房とは切っても切れない関係、と思われる乾燥ですが、
床暖房はその乾燥を大幅に抑えてくれます。
理由は、温風を出さないので室内に気流も起こらず、
肌の水分を奪わないこと。
もう一つ、足元を暖める床暖房は低めの設定温度で暖かいため、
室温上昇による空気の乾燥が生じないこと。
空気の乾燥はお肌にも、風邪やインフルエンザ予防にも大敵。
これは、ポイント高いですよね~。
場所を取らない
意外と場所をとって困ることもある季節家電ですが、
床暖ならその心配はいりません。
また、音も一切しないので、
そのあたりが気になる人にもいいですね。
温水式ガス床暖房
さて、では次に、
一般的に最も普及しているらしい「温水式ガス床暖房」について、
ご紹介しますね。
放熱の仕組み
温水式床暖房とは、
熱源機で加熱した暖房用の温水を暖房用のポンプでお部屋に設置した床暖房に循環させ、
その熱を利用して暖房するしくみです。
出典:「リンナイ」HP
メリット
電気よりパワーが強い
このため広い面積でも十分に対応が可能、
2部屋以上での同時使用などでも暖かさをキープ出来るそうです。
立ち上がりが早い
私自身が電気とガスを両方使ったことがあるので、すごく良く分かるのですが、
ガスのが断然早いです。
(それでもエアコンやストーブに比べれば遅いですが。)
デメリット
ランニングコスト(ガス代)が高い
ただし、ガス会社によって床暖用のお得なプランがあるので、
それらを利用すればそこまで高いわけではないようです。
出典:「東京ガス」HP
要・メンテナンス
温水パイプは30年以上もつようですが、
給湯器は10年ほどで交換が必要となり、費用がかかります。
以上、
「床暖房を知る!~床暖のメリットとガス床暖房編~」を、
お届けしました!
床暖房のメリットを改めて見ると、
エアコンで頭がボーっとするのが大嫌いな私とハウスダストアレルギーの夫、
という我が家にはぴったりの暖房器具のように思うんですが、
なんだかんだで今の家には導入しなかったんですよね。
やっぱり…入れるべきだったかな…。←もう遅い。
と、いうことにはならないように、
皆さまはぜひじっくり、検討してみてくださいね。涙
さて、次回は電気を使った床暖房について、ご紹介します!
では、また~~♪
mashuko
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