出典:有限会社ダイシンビルド
大阪府の工務店情報をお届けしています。今回は、社長さんの「ご縁を大切にしていいお家を作りたい」という熱い思いがほとばしる「ダイシンビルド」さんをご紹介します。
ダイシンビルドの概要と特徴
タイプ
・木造軸組工法
・坪単価 65~80万円
概要
会社名:有限会社 ダイシンビルド
本社所在地:大阪府大東市明美の里町3-4
設立年月日:平成16年(2004年)10月
資本金:600万円
年間施工棟数:不明
従業員数:社員5名 パート1名
事業内容:注文住宅・リフォーム・設計管理業務・損害保険代理業
施工エリア:大阪府、滋賀県西部、京都市、京都府南部、奈良県北部、兵庫県阪神間(大阪府枚方、大東市を中心に車で約90分の範囲が目安)
アフターメンテナンス:6ヶ月、1年、2年、3年、5年、10年点検
保証:住宅瑕疵担保責任保険、登録住宅いえかるて、全棟地盤調査&保証
代表者の言葉
有限会社ダイシンビルド:代表取締役社長 清水 一人
生まれも育ちも大阪の生粋の浪速っ子です。
色々な人たちに助けられ、下請けを含め約180棟以上の家づくりをさせていただきました。(中略)私の出来る事は目の前にいるお施主さん、一家族毎にこの形がベストなのかを考えるようにしています。
いつも頭にあるのは「気持ちのいい空間」です。
家を建てるのを目的としているわけではなく、気持ちよく暮らす為のお手伝いが、家づくりだと考えます。
快適な家づくりを行うために大切な3つのこと
1.お施主さんと一緒に家づくりをする。
2.お施主さんの希望をかなえる為、常に勉強をする。
3.誠実になる事。
こんな小さな工務店で建てていただける。その想いと期待に応えるために出来ることは「精一杯」させて頂きたいと思います。
どんなことでも、心地いい家づくりのヒントになります。お気軽にお声かけください。
ご縁に感謝します。
会社の特徴
構造
・全棟構造計算をする事により耐震等級3の安全性を確保
・全ての物件に地盤調査し、全棟地盤保証
・オール4寸の国産の無垢材が主構造
・構造材は良質な吉野杉、紀州杉を使用
スラブ(底板)と立ち上がり(外周)一体構造で打継のない強固な基礎
耐震性
耐震等級1は建築基準法の耐震性です。震度6強 から震度7程度の地震力に対して倒壊、崩壊せず、地震(震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度です。
耐震等級2 はその 1.25 倍、耐震等級3はその 1.5 倍の地震力にも対応します。
全棟構造計算をし、耐震等級3が標準仕様です。
さらに制震テープ(オプション)で耐震+制震で大地震にも対応します。
断熱性能
・基本グレードでも北海道並みの高性能住宅(Q値1.6 UA0.46 C値 0.7)
・QPEX(冷暖房用エネルギー消費計算プログラム)
地域/断熱材の種類・厚み/窓の種類/換気等を入力し、一棟、一棟冷暖房費のシュミレーションを行います。それによって、予算に合わせたスペックを選ぶことができます。
・Q1住宅(オプション)はQ値1.3以下 Ua値0.4以下 C値0.7以下
高性能グラスウールを丁寧に施工し、暖房費が4割以下になる超高性能住宅
窓は樹脂製サッシを標準、オプションで木製サッシも選択できます。
換気は1種換気。全熱交換型換気扇を推進しています。
床下エアコン
・全館冷暖房システム(床下に1台・吹抜けに1台が基本)で家中の温度を管理。冬場は床下エアコンの暖気が上がり、夏場は吹抜けエアコンの冷気が下がり家中を快適に。
・基礎断熱で床下から家全体を包み込み、床下エアコンで下から冷やしたり暖めたりします。
床下エアコンを施工した例です。吹き出し口が床下に向いています。
室内の吹き出し口です。
住宅性能表示と長期優良住宅
・全棟性能表示制度を使い公的な基準で建物の安全・耐久性等を確保します。
・長期優良住宅を標準性能としています。
商品ラインナップ
完全注文住宅ですので、特にシリーズ商品はありません。ただし、断熱性・機密性を高めた(Q値1.3以下 Ua値0.4以下 C値0.7以下)住宅をQ1住宅と呼んでいます。年間の暖房エネルギー(エアコン代)を4/10以下に削減出来る家です。
Q1住宅
・窓へのこだわり
方角によりガラス面が受ける日射取得熱が異なるため、南側は積極的に日射熱を取り入れられるよう日射取得型、北側は断熱型、東側・西側も基本は遮熱型のガラスを選択します。家を建てる場所、建築地の環境に合わせたガラス選びを行うことが肝要です。
・熱交換換気扇
消費電力が少なく、導入コストも抑えることができる国産の熱交換換気扇を入れています。 通常0℃の換気を室温が20℃の時には14℃に暖めてから室内に入るようになります。(熱交換率70%の場合)
・断熱材の強化
屋根の断熱
垂木235mmの間に高性能グラスウール16K210mmを充填します。
付加断熱を行う場合は、+105㎜木材に高性能グラスウール16K105mmをプラスします。合計315mmの分厚い断熱材です。
壁の断熱
通常は柱と柱の間に高性能グラスウール16K120mmを充填します。
さらに付加断熱として外部に+高性能グラスウール16K50mmをプラスします。
基礎断熱
地域性、施工性、コストと様々な観点から基礎断熱を選んでいます。内断熱にするか、外断熱にするかは物件により考えます。
ダイシンビルドでは、将来的に全棟Q1住宅の実現を目標としています。
では、Q1住宅の施工事例を見ていきましょう。
施工事例
長岡京市高台の家
Q1住宅レベル3の超省エネ住宅。暖房エネルギー82%削減です。
延床104.34㎡31.56坪のお家で年間暖房費が7,476円(28円/kw)、年間冷房費が13,076円、年間冷暖房費20,552円です。
Ua値0.4 Q値0.924 C値0.7
光が通るゼロエネルギー住宅
Ua値0.38 Q値0.956 ηa値2.6 C値0.43
女性建築家と建てる家
Q値:1.469 C値:0.9
設計:一級建築士事務所MUK(ムク) 村上あさひ
猫と暮らす回遊式住宅
Q値:1.21 Ua:0.37 耐震等級:3
口コミ
良い口コミ
やはり知識力や抱えている職人さんの技術力はピカイチだと思いますし、少し勉強した施主目線では”良いモノを使っているな”といった感じを受けました。同業者でも同じ様な印象じゃないでしょうか。 デザインは好みだと思いますが、エコハウス大賞にも入賞されているので決して悪くはないでしょう。 どこで建てるのでも一緒ですが、使い勝手云々はプランナーの力だけではなく、いかに施主が想像を膨らませて設計段階で希望を伝えられるかも重要だと思います。 出典:e戸建て
その分、価格も決して安くなく、大手HMにも届く水準です。但し、完成される家のハード面での性能はHMより数段高いと思います。
気に入らないのなら設計は別の設計事務所にお願いして、施工だけ頼むのも良いと思います。
大工も、断熱の入れ方徹底的に教えてから施行しているとの事。
他の工務店では、ここまで断熱材については聞きませんでした。
断熱の施行は、何社か見たうちで一番です。
配線周り、換気扇周り、もちろん開口部周りには隙間を詰めて、施行しています。
高性能のグラスウールですが、そもそも、断熱材なので断熱の事を主におけば、安価で良い商品だと思います。
堀部安嗣の物件や趙海光の物件をやっているので、技術もある様に思います。
出典:e戸建て
悪い口コミ
断熱はそこそこの性能があるかも知れないが、デザインが悪いね。
社長の清水さんは北海道や東北の寒冷地の住宅を調査し、2009年ごろから床下エアコンの研究を始め現在でもそのシステムの実測を続けられており、論文も書かれているとの事です。高断熱住宅を作ることに情熱を燃やし続けている会社です。地域密着型で一棟一棟丁寧に施主と相談しながら建てておられることがとても伝わってきました。 2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。 ぜひ、読んでみてくださいね。
全体的に安っぽくて落ち着かない。
こんなにセンスがないのは珍しいな。
少なくとも私の好みとは程遠い。
出典:e戸建て まとめ
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
なる
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