さて、ハウスメーカーシリーズ第8回目。
今回ご紹介するメーカーさんは、
「ダイワハウチュ」…じゃなかった、「ダイワハウス」です!(笑)
このCMはもうすでに旧バージョンですが、
現在のバージョンも含めダイワハウスはとにかくCMが印象的なイメージ。
(思えば笑いを取りにいくCMって、ハウスメーカーではあんまりないですよね。)
で、実際はどんな家を作っているのでしょう?
さっそく、見てみましょう~。
「ダイワハウス」のタイプ、概要と特徴
タイプ
・プレハブ(鉄骨)
・木造軸組み
・坪単価 70~80万円/坪
概要
社名:大和ハウス工業株式会社
本社所在地:大阪市北区梅田3丁目3番5号
資本金:1,616億9,920万1,496円
設立年月日:昭和22年3月4日
特徴
ダイワハウスは、大和ハウス工業の住宅販売部門。
売上げではハウスメーカートップと言われるが、
その内訳はマンションや商業施設など他事業の比重が大きく、注文住宅に限ってみるとランクはやや下がる。
木造住宅も扱っているが、主力は鉄骨造住宅。
テレビCMなども使い外張り断熱の家「xevo」を大々的に売り出したことで、
メーカー、商品共に知名度を上げ、
現在では重量鉄骨造「skye」以外全ての商品が「xevo」シリーズとなっている。
耐震に関しては全シリーズそれぞれに対策を備えているが、
最新且つ一押し商品「xevoΣ(ジーヴォ・シグマ)」では、
独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を採用。
持続型耐震を謳う。
同じく「xevoΣ」の標準仕様である2m72cmの天井高も特徴的である。
断熱気密性
Q値:2.23(Ⅳ地域)2.11(Ⅲ地域)(「住宅の評判ナビ」)
Ua値:不明
C値:不明
鉄骨住宅では困難とされていた外張り断熱を実現し、同時に高い通気性をも確保した、外張り断熱通気外壁。
構造体全体を断熱材で包み込むことにより、厳しい外部環境からの影響を抑え、優れた省エネ性と高耐久性を確保しています。
さらに、天井や床に対しても断熱工法を施すことで、建物すみずみに至るまで、高い断熱性と気密性を実現しています。
(大和ハウス工業 HPより)
「ダイワハウス」のランキング
オリコン日本顧客満足度ランキング2016【ハウスメーカー(注文住宅)部門】
総合8位
総合8位ですが、中国・四国地方では堂々の1位、甲信・北陸地方では第2位でした。
いっぽうで大阪の会社のわりに、関西では10位というのがちょっと意外。
まあこれだけ全国区のメーカーになると、地元効果はそこまでないんですかね…。
また、細かいカテゴリーで見ると上位3位までに入る項目はひとつもなし。
これ!という突出したものは無いながらも、全体的にまんべんなく平均以上の満足度を得られている雰囲気が伺えました。
商品説明
xevoE【ジーヴォ・イー】
鉄骨系「xevo」の標準シリーズ。
もうひとつの「xevoV」は企画型住宅となるので、注文住宅としてのイメージならこちら。
xevoΣ【ジーヴォ・シグマ】
鉄骨系「xevo」のハイグレードシリーズ。
より高性能な断熱性能や2m72cmの天井高が特徴。
また、光触媒効果のある外壁塗装「KIRARI+」は外壁の劣化を抑え、メンテナンスコストを抑える。
skye【スカイエ】
3・4・5階建ての重量鉄骨住宅。
狭小地など限られた敷地を最大限に生かすことで、
二世帯住宅だけでなく、賃貸併用や店舗併用など多様なニーズにも対応可能。
xevo GranWood【ジーヴォ・グランウッド】
木造の「xevo」シリーズ。
平屋、2階建て、3階建てで建てられるが、2階建ては企画型住宅となり自由度は低い。
クチコミ
良いクチコミ
悪いクチコミ
私としては、値段が高くても大手メーカーにお願いした最大の理由は、「当たり前のことをしてもらう」ためだったのですが、基本的には、こちらの提案を図面にするだけといった感じで、先方からの新しい提案というのはほとんどありませんでした。
専門家の評価
・外張り断熱方式は建て方工事中の雨養生に問題を含んでおり、断熱材が濡れたまま施工されてしまう恐れがある。~中略~養生をしていても強風で養生がはがれて悲惨なことになる事例がある。工事中の雨対策も重要ポイントとして徹底してもらいたい。
・品番違いによる現場納品ミスが目立つようだ。これは営業→設計→工事への連携が悪いという人的な問題と、資材発注のシステムに問題があるのではないだろうか。施主は、決めた部材の品番を記録しておき、着工前に確認をしたほうがいいようである。
(市村 博「ハウスメーカーで「後悔しない家を建てる」技術」より)
アキラ先生の総評
彼ら彼女らに共通してるのは、コミュニケーション能力の高さと、ノリの良さ(笑)
提案力も高い方ばかりだったので、ダイワハウスには優秀な設計者がいるなーと思っていたのですが、
よく考えたら、ダイワハウスを辞めているわけで、、、基本、規格型住宅なので、設計能力の高い設計者には、物足りないのかもしれないですね。
以上、「ダイワハウスの評判と特徴」についてお伝えしました。
天井高2m72cmはいいですね~。
CMのようにリビングでボール投げをすることはないですが(笑)、
少しでも広く感じられるように…という、
おそらく家を建てるほとんどの人が思う希望を叶えてくれる気がします。
ただ天井が高い分外張り断熱がちゃんと効果を発揮してくれないと…、寒いですけどネ。
さて、次回は「パナソニックホームズ」について、お届けします。
では、また~~。
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mashuko
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