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日本ハウスホールディングスの評判と特徴 〜ハウスメーカーの比較⑦〜

 

「日本ハウスホールディングス」と聞いて、

 

はて?どちらさま?と思った皆さま。

 

ですよねーーー?

 

とかいって、私だけだったらすみません。笑

 

素人感覚ではまだあんまり認知されていないような気がするんですが、

 

こちら、元「東日本ハウス」さんのことだそうです。

 

というわけで、

 

今回は「日本ハウスホールディング」について、ご紹介します!

 

 

 

「日本ハウスホールディング」のタイプ、概要と特徴

タイプ

 

・木造軸組み
・坪単価 55~65万円/坪

 

概要

 

社名:株式会社日本ハウスホールディングス
本社所在地:千代田区飯田橋四丁目3番8号 日本ハウスHD飯田橋ビル
資本金:38億7,337万円
設立年月日:昭和44年2月13日

 

特徴

 

元々は岩手県に本社を置いていた、東北地方では有名なハウスメーカー。

 

2015年に「東日本ハウス」から現在の社名に変更し、本社機能も東京に統合する。

 

 

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特長としては全ての柱に国産ヒノキを使うこと(「J・シリーズ」除く)や、

 

施工も下請けや外注ではなく自社の社員で管理する「棟梁システム」

 

伝統の木造軸組工法に独自のナットと壁パネルを加えたことで実現した、

 

耐震性能の高さなどが挙げられる。

 

 

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グッドストロング工法。耐力壁パネルは国土交通大臣認定。

 

 

また、他メーカーと比べて標準仕様のグレードが高めで、

 

結果的にオプション発注が少なくなる傾向があるそう。

 

太陽光発電もほとんどの商品で標準装備とされている。

 

 

断熱気密性

 

Q値:2.7(「住宅の評判ナビ」)
Ua値:不明
C値:不明

 

 

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気密性能の高い構造体により、外気温に左右されず、夏涼しく、冬暖かい住まいを実現します。
やまとシリーズは最高レベルの温熱環境等級4の性能により、快適性、経済性に優れた住まいづくりをおこないます。
また、J・エポックは温熱環境等級3。
窓の仕様にもこだわり、屋外の温度を室内に伝えにくい樹脂製サッシを採用しています。
さらに、寒冷地ではLow-e複層ガラスを標準とし、高性能で省エネの住まいを実現します。
(日本ハウスHD HPより)

 

 

「日本ハウスホールディングス」のランキング

オリコン日本顧客満足度ランキング2016【ハウスメーカー(注文住宅)部門】
総合7位

 

総合順位7位のわりにカテゴリ別順位ではいまいち名前を見かけず、

 

どのあたりで7位に入ったのかと思っていたら、

 

「付帯サービス」で2位でした。

 

他には木造部門では6位、築年数7-10年で4位。

 

このあたりは、「アフターフォローは義務ではなく感謝の気持ちの表れだ!」

 

というメーカーの姿勢が効いているのかもしれません。

引渡し後5年目までは年2回6年目以降は年1回の訪問を、「感謝訪問」と銘打ち行っている。)

 

 

 

商品説明

やまと「華」
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日本ハウスホールディングスの得意とする和風テイストな注文住宅。

 

ヒノキ使用や太陽光発電など、先に特長として挙げたものは全て標準装備とする基本プラン。

 

 

やまと「輝」
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やまとシリーズで太陽光発電が含まれない商品。

 

もちろんその分価格は下がり、「快適価格」として売り出している。

 

 

やまと「高断熱・高気密の家」
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高断熱・高気密に特化した商品。

 

仕様としては、外壁2重断熱壁高性能トリプルガラス樹脂窓を採用している。

 

 

J・シリーズ
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各所決められたプランの中から選ぶ、セミオーダータイプの商品。

 

このシリーズではこだわりのヒノキは使われておらず、集成材を採用している。

 

 

クチコミ

良いクチコミ
希望通りの設計をできるだけ安価になるようにしてくれた。

 

修理対応等、アフターケアが充実している。

 

 

悪いクチコミ
選ぶうえで、これ!といった特徴がない。

仮契約金が100万円と、相場と比べてかなり高い。

 

 

 

専門家の評価

 

・金物を使用した軸組工法で「新木造システム」と謳っているが、構造上の差別化は特になく、メーターモジュールを採用している。
・設計は原則社内設計、提案は画一的。

 

・最近では「エネルギー自給自足の家」を目指して環境適合に力を入れており、価格据え置きで全商品に太陽光システムを標準装備するなど、コストパフォーマンスは良いようだ。

 

(市村 博「ハウスメーカーで「後悔しない家を建てる」技術」より)

 

 

アキラ先生の総評

アキラ先生
日本ハウスホールディングスのHPを見ていて気になったのが、
「温熱環境等級」
という、言葉。
こんな等級あったっけ?と調べたのですが、ないんですよね、、、独自の等級?
アキラ先生
住宅性能表示制度に、
温熱環境に関すること、という項目があって、その等級で、「省エネルギー対策等級」というものがあるのですが、それのことを言ってるのかな?だと、明らかな間違いだし、公式HPでそんなことある?とか、混乱してしまいました(苦笑)

で、「温熱環境等級」=「省エネルギー対策等級」だとしたら、日本ハウスホールディングスの商品には、「省エネルギー対策等級4」をクリアしてない商品がある、ということになり、かなりビックリしました。大手ハウスメーカーなのに、断熱性能が恐ろしく低いことになります。

アキラ先生
また、「寒冷地はLow-e複層ガラスを標準」とあることから、寒冷地以外は、Low-eじゃないの?と、これまた、ビックリ。賃貸アパートでも、Low-e複層ガラスは標準なのに、これで良いのでしょうか?

「日本ハウスホールディングス」と契約した施主からのコンサル依頼は今までなかったのですが、これで納得。私に依頼を下さる施主は、家づくりを勉強されてる方が多いので、必然的に、「日本ハウスホールディングス」は選んではいないんですね。

 

 

以上、「日本ハウスホールディングスの評判と特徴」についてお伝えしました!

 

せっかくの機会だからあれも!これも!と夢が膨らむ家づくりですが、

 

打ち合わせ後にあがってくるオプション見積もりがこわい…というのは、

 

きっと「あるある」なはず…。

 

なので、もともと標準仕様のグレードが高めというのはいいですね!

 

 

さて、次回は「ダイワハウス」について、お届けします。

 

では、また~~。
出典・引用はこちら

 

>>ハウスメーカー50社を徹底比較!
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mashuko

面倒くさがり王な自覚のある主婦。しかしそのズボラさゆえに、どの分野においても出来るだけラクな、効率の良い手法を探すのは結構好き。趣味は動物愛護・美味しい店探し・睡眠。最近“犬と共に暮らしやすい家”をテーマに家を新築し、現在は犬4匹+夫と共に暮らす。