出典:守矢建設 公式
愛媛県の工務店を調べはじめて5件目のご紹介です。
今回の工務店は、無垢素材や、珪藻土など昔から使われている日本の家屋に使われた素材や、それを作り出す技術を大切にしている守矢建設をご紹介いたします。
守矢建設の概要と特徴
タイプ
・木造軸組工法
・坪単価:不明
概要
会社名:有限会社 守矢建設
本社所在地 :愛媛県西条市朔日市132-1
設立:2002年
資本金:300万円
年間施工棟数:不明
従業員数:不明
施工エリア:愛媛県西条市(東予市・小松町・丹原町)・新居浜市・四国中央市(川之江市・伊予三島・土居町)・今治市・東温市
事業内容:一般木造建築/設計/施工/リフォーム
アフターメンテナンス:アフターサポートあり
保証:JIOによる住宅瑕疵担保責任保険
代表者の言葉
本物の技術と真心でお客様の家造りを私たちがサポート致します。
私たちは、「職人」であることに誇りをもっています。
自分の持つ技術を最大限に出し切り、新しいことにチャレンジしていくことを楽しんでいます。
家とは「買うもの」ではなく、お客様自身がこれからの日々を楽しむために
「つくるもの」です。「つくる」よろこびを感じるお手伝いが出来ればと、考えています。
代表取締役 守矢 晃佳
会社の特徴
アクアフォームで高気密・高断熱を実現
・アクアフォーム採用
「アクアフォーム」は断熱性・気密性を大幅にアップさせ、暑さ、寒さを遮断し家中どの部屋でも同じような室温に保てる温度のバリアフリー化を実現します。
それにより冷暖房費の大幅な節約につながります。
アクアフォームは硬質ウレタンフォームの特性を生かし水を使って発泡させます。
イソシアネートと水を含むポリオールを混合することで発生する炭酸ガスを発泡材として 利用することで
オゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンを全く使用しない
地球にやさしいウレタンフォーム素材として開発されました。
高い断熱性と気密性を誇るアクアフォーム。複雑な構造の住宅も吹き付けて発泡させるから隙間なく施工できます。
また自己接着能力によって強力に接着するので、長期間に亘って優れた気密・断熱性を維持します。
部屋の上下温度差が少ない高気密性能:SW(スーパーウォール)工法
隙間の多い住宅ほど室内空気の流出入が大きくなります。
冬場の室内で足元が冷たいのは、図のように流入した冷気が足元へ降りてきて、部屋の上下で大きな温度差が生じるためです。
・壁面温度熱画像による部屋の上下温度差の比較:実在住宅測定例
高気密・高断熱で外気に影響されにくく、頭から足元まで均一な温度の快適空間を保てます。(赤系ほど温度が高く、青系ほど低いことを示します)
高耐震性:SW(スーパーウォール)工法
高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。
壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。
また、一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。
・住宅の壁倍率
一般的な筋交い
SW壁パネル
ZEHビルダーとしての目標
守矢建設では、ZEH目標を以下のように掲げています。
平成28年度 20%
平成29年度 40%
平成30年度 55%
平成31年度 65%
平成32年度 70%
自然素材へのこだわり
建材ではなく、天然の無垢材や珪藻土の採用を積極的におこなっています。
商品説明で詳しく説明させていただきます。
商品説明
守矢建設は名前のついた商品はありませんが、昔ながらの木材や自然素材にこだわっています。
無垢材の持つ良さを生かす
1. 優れた断熱効果
無垢材は、熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が小さいので、一度温まると冷めにくく、室内の温度を一定に保ってくれます。
2. 天然のエアーコンディショナー
無垢材は、室内の温度が高ければ湿気を吸い、乾燥して温度が低くなれば湿気を吐き出す「調湿作用」があるので、一日の中の
湿度変化が少なく、室内を快適に保ってくれます。
建具(ドア、引戸など)の風合いを大切に
天然木の無垢材は、工業製品である建材とは違い、年月がたつにつれ少しずつ反ったりゆがんだりしてきます。
それすらも「味」として風合いになっていくのが無垢材の良いところです。
珪藻土へのこだわり
昨今の住宅は、省エネなどの面から断熱性を求めるあまり、隙間をシャットし機密性を高める傾向にあります。
こうして閉じ込められた室内空気の換気が不十分だ と、化学物質の完全な排出までにはいたらず、目やのどが痛みや、アレルギーの要因となったりと健康問題を 引き起こすことになります。
珪藻土仕上は、天然素材を多く使用した塗り壁なので、健康問題解消のひとつの力となり人に優しい室内環境を保ちます。
墨付けと刻みへのこだわり
木材へ墨付けし、刻むという、昔ながらの工法です。
天然木を使う工務店ならではの特徴です。手間はかかりますが、大胆な間取りや、本物の素材を生かした天井細部へのこだわりも実現できます。
口コミ
口コミは、ありませんでした。
まとめ
今回は愛媛県の守矢建設をご紹介しました。
高気密・高断熱や耐震性能を加味して、SW工法を採用はしていますが、一方では、昔ながらの自然素材の積極採用を行うなど、今までご紹介してきた工務店とは違う、会社の特徴が出ています。
天井や建具などの施工例をみると、大変手が込んでいるものが多く、本当の木の家を作っていきたい方にはおすすめの会社だと思いました。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。
whitemoon
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