「住友不動産」と聞いてその社名を知らない人はいないと思いますが、
なんとなく、注文住宅のイメージが浮かばないのは私だけでしょうか…。
(いや、きっと私だけですね…。)
私の頭にパッと浮かんだのは、「新築そっくりさん」でした。笑
というわけで今回は、「住友不動産の評判と特徴」について、ご紹介します!
「住友不動産」のタイプ、概要と特徴
タイプ
・2×4(一部2×6)
・坪単価 45~55万円/坪
概要
社名:住友不動産株式会社
本社所在地:東京都新宿区西新宿二丁目4番1号
資本金:122,805,350,767円
設立年月日:昭和24年12月1日
特徴
ビル・マンション・リフォーム・商業施設等、
オールマイティな不動産事業を展開する住友不動産の注文住宅部門。
かつでは住友不動産ホームとして独立していたが、営業不振により親会社に吸収されたかたち。
構造を2×4(一部2×6)に絞った木造住宅メーカーで、
もともと揺れに強い2×4構造にオリジナルの地震対策テクノロジーをプラスすることで、
より強い家づくりを目指している。
「ニューパワーコラム」
建物四隅にコラム(柱)を配置することにより耐震性能を約30%UPした構法「ニューパワーコラム」は特許を取得。
地震時の建物の変形を最大55%低減するという制震システム「ニューパワーキューブ」は、現在特許出願中。
「ニューパワーキューブ」概念図
もう一つの大きな特徴はデザイン力で、
中庭を有する都市型住宅「Jアーバン」シリーズは、グッドデザイン賞を複数回受賞している。
断熱気密性
Q値:1.35(2×6)(「住友不動産」HP)
Ua値:不明
C値:不明
ツーバイフォー工法の家は、床・壁・天井が隙間なく接合された一体構造で、高い気密性を確保。
さらに家全体に断熱性能の高いグラスウールをふんだんに使用し、優れた断熱性能を実現しています。
また、赤外線反射率85%という高い遮熱性を有した遮温・防水・遮熱シートを採用。
気密性・断熱性に優れた住友不動産のツーバイフォー住宅は、一般木造の次世代省エネ基準仕様住宅に比べ、標準仕様で約39%(年間約6万円) も節約できる省エネ住宅なのです。
(「住友不動産」HPより)
2×6工法では断熱材の厚さが1.6倍。断熱性能が上がっている。
「住友不動産」のランキング
オリコン日本顧客満足度ランキング2016【ハウスメーカー(注文住宅)部門】
唯一トップ3に入っているのは、エリア別ランキングの「近畿地方」で、3位。
やはり住友系は関西で強いのでしょうか…。
他には、「コストの妥当性」で6位。
そうなんです、住友不動産って、その見栄えのわりに意外とお安いらしいんですよね。
もうひとつ、営業の知識レベルや経験値が高いという評価もリサーチ中よく目にしたのですが、
それもあってか「打合せのしやすさ」では9位にランクインしています。
商品説明
J-URBANシリーズ【Jアーバンシリーズ】
住友不動産の主力商品。
都市部の限られた土地、空間を有効に利用するため、住まいの中央にプライベートパティオ(中庭)を配置している。
新商品の「J-RESIDENCE」、「J-SKY」など、多種多様なデザインバリエーションを持つ。
BREATH SERIES【ブレス・シリーズ】
「都市型」という縛りを持たない、一般的な住宅商品。
欧米スタイルの「FOREIGH STYLE」と「JAPANESE STYLE」、
それぞれに数種類のデザインを揃える。
WORLD DESIGN series【ワールド・デザイン・シリーズ】
住友不動産が当初メインに手掛けていた、外国風デザインの住宅。
アメリカ、ドイツ、アルプス、地中海等々、世界各地の住宅が揃う。
クチコミ
良いクチコミ
悪いクチコミ
ことができにくかった
専門家の評価
・施主からは価格が安いという評判が多い。その反面、アフターの対応がいまひとつという声も多い。
また、「担当者が途中で変わることがある」、「J-URBAN」は見た目と実際の住み心地とでは、少し違和感がある」という声も聞く。
・このメーカーは、構造用合板にMDP(中密度繊維板)を採用している。
コストが安いメリットがあるが、この材料は木材再生品で細かく粉砕した木材を接着剤で固めたもので、本来は外部に使用するものではなかったが、
国土交通省が認定して以来、構造用合板の代替品として使用するメーカーが登場した。だが、防水性に疑問を持つ専門家も多い。
(市村 博・著「ハウスメーカーで「後悔しない家を建てる」技術」より)
アキラ先生の総評
住友不動産はデザインに力を入れていますね。
特に、J-RESIDENCEは、発売時、私も、かっこいい!って思いました。
その後、「J-RESIDENCE」風にしてくれ、というオーダーが何件がありましたが(笑)
ただ、以前コンサルした方の図面を拝見すると、2階の洗面所、浴室と廊下に10センチくらいの段差がありました。
それは、間取りを変更すれば出ない段差だったので、そのようにアドバイスをしたのですが、なんと施主は段差があることを知りませんでした。
もちろん、施主に問題があるわけではなく、営業や設計担当者の説明不足です。
そのまま着工していたら、、、と思うと、怖いですね。
今では水廻りに段差なし、は当たり前になってきましたが、2階に水廻りがある場合は、「段差はないよね?」と確認した方が身のためですね。
以上、「住友不動産の評判と特徴」についてお届けしました。
最初に新築そっくりさんしか知らないなんて言っておいて恐縮ですが、
HPで「Jシリーズ」を見ていて実はモデルハウスに入ったことがあることを思い出しました。
パティオのある素敵すぎる邸宅に現実味を感じなさ過ぎて即行出てきたのですが、
大手ハウスメーカーとしてはお安い部類だったとは…!
話くらい聞いてくればよかったです。笑
さてさて、次回は「セキスイハイム」について、ご紹介しますね!
では、また~~。
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