amazon1位『家づくりの教科書』を期間限定プレゼント!

光設計の特徴と評判 〜東京のデザイナーズ工務店比較④~

出典:有限会社 光設計 一級建築士事務所

 

東京のデザイナーズ工務店情報をシリーズでお届けしています。

第4弾は「光設計」をご紹介致します。

 

 

光設計の概要と特徴

タイプ

・工法:木造軸組工法、鉄骨造、鉄筋コンクリート造

・坪単価:70万円~

 

概要

会社名:有限会社 光設計 一級建築士事務所

本社所在地:東京都世田谷区北沢4-9-18 ガーデンハイツ弘瀬101

設立:1987年

資本金:300万円

年間施工棟数:新築3棟、戸建リフォーム1棟、集合住宅リフォーム1棟(2017年)

従業員数:不明

事業内容:設計・監理業務

施工エリア:東京都、神奈川県、千葉県西部、埼玉県、

アフターメンテナンス:光設計が窓口となり、施工業者と協力しながら、建物のアフターケアーにあたる

保証:「詳しくはお問い合わせください」とHPに記載あり

 

代表者の言葉

一級建築士事務所 光設計:代表 栗原 守

 

呼吸する住まいをテーマにサステイナブルな住まいを設計しています。
呼吸機能のある自然素材をできるだけ内装材として使い、住まい全体が自然の状態で呼 吸をして、住まいの中の湿気を調節する、そんな「呼吸する住まい」の設計の仕事を進めると同時に、地域に根づいた工務店や材木店と協力しあい、自然素材を使用した住まいをできるだけローコストで施工できるようなネットワークづくりも進めています。

 

自然素材を使って、光と風に溢れた住まい。
中庭や坪庭などを計画して、四季の移り変わり、雨や雪の自然現象を暮らしの身近かで楽しみながら、家族みんなが仲良く暮らせる住まい。
太陽や雨水、地熱、緑、風など自然のエネルギーを楽しみながら有効に利用したエコロジーな住まい。
長い間、住まい手が大切にして愛してくれるサステイナブルな住まい。

そんな住まいを建築主さんと一緒に2人3脚で設計しています。

(HPコンセプトより)

 

光設計 会社の特徴

呼吸する住まい/外断熱

光設計では、無垢の木や土壁、和紙の壁紙など自然素材の呼吸機能・調湿機能を利用し、室内をきれいな空気で快適な状態にする「呼吸する住まい」の設計をしています。

また、「呼吸する住まい」には、設備や機械に頼ることを少なくし、自然のエネルギーを有効に利用するパッシブデザインも取り入れています。

 

 

・3種類の断熱材

光設計の「呼吸する住まい」には、外断熱材Baubio-断熱N小屋裏断熱材セルロースファイバー羊毛断熱材ウールブレスといった3つの断熱材が使われています

 

Baubio-断熱Nは、外壁の断熱材として使われている25mm断熱ボードです。

けい酸カルシュウムが原料で、吸放湿機能があります。

 

Baubio-断熱Nと羊毛断熱材ウールブレスの組み合わせることにより、「室内側自然素材→可変透湿気密シート→ウールブレス→Baubio-断熱N→透湿防水シート→通気層→屋根通気層→棟換気口から外部へ」と、家の中の湿気が自然に外に排出されます。

 

Baubio-断熱Nは、日本インシュレーション株式会社の製品です。

 

セルロースファイバー、羊毛断熱材については、次の記事で詳しくご紹介しています。

「木質繊維系断熱材 セルロースファイバー」の特徴  〜断熱材を知ろう!③〜

「自然素材系断熱材 羊毛」の特徴  〜断熱材を知ろう!⑨〜

 

長期優良住宅

光設計では、長期優良住宅に対応しています。

長期優良住宅の申請サポートも行っており、長期優良住宅認定のメリットなどもHPで詳しく紹介しています。

 

長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年(平成21年)6月4日施行)」により、高性能・長寿命を目指した住宅のことです。

 

長期優良住宅の場合、良質な住宅が長期にわたり良好な状態で使用できるように、耐久性・耐震性・維持保全容易性などが求められています。

 

見直しの住居学/自然素材・パッシブデザイン

光設計のHPには「見直しの住居学」というコーナーがあり、昔の住まいづくりの知恵やそれを現代に生かす工夫、環境への配慮や自然素材の取り入れ方など、ブログ形式で綴られています。

 

どの記事もとてもおもしろく、これからの家づくりにおいて参考になるものばかりです!

光設計の家づくりの考え方やポイントがたくさん紹介されています。

 

現在は、「見直しの住居学1」~「見直しの住居学15」まで掲載されています。

 

見直しの住居学8「お風呂と坪庭」では、坪庭付きの浴室をおすすめしています。

 

 

グッドデザイン賞受賞

光設計は、グッドデザイン賞を受賞しています。

 

・2008年度:自然素材の小振りな住まい「江戸Styleの家」(デザイナーの自宅兼モデルハウス) 

 

概要:江戸Styleの家は雨・緑などを有効に利用して、楽しみながらのエコロジーを目指した住まいです。

雨水を2tのタンクに溜めて、トイレの流し水、庭の散水に利用する、屋根に散水して温度を下げる、高さ4mのゴーヤの緑のカーテンに散水して、涼しい空気を室内に取り込みむ、という3つの雨のみちを計画しています。

また、平面計画では和の畳空間の良さを生かして、障子の開閉で狭くも広くも使える住まい。

構造の梁を表しにして、天井ふところをなくしたスリムな構造にしています。

土に還る自然素材を使い、住む人の身体にやさしい住まいを目指しています。

 

出典:グッドデザイン賞

 

 

商品説明

光設計は、自由設計。

ここでは施工事例をご紹介します。

 

施工事例

LDK・和室

 

 

ウッドデッキ・坪庭

 

 

外観

 

口コミ

良い口コミ

都税事務所の方が税務調査にいらしたとき、家のつくりについて『とてもしっかりとつくってありますね。真面目に正直につくられているのがよく分かります』と、とても感心され、誉めてくださいました。

都税事務所のひとは仕事柄たくさんの家を見ているのでしょうから、そんな人に褒めてもらえると本当に嬉しいです。

本当に素敵な家をありがとうございました。

出典:ハウスネットギャラリー

快適な住まいの完成ありがとうございました。

自然に囲まれた住まいで生活したいと考えていた中で、思い起こせば3年半前、喜多見のエコハウスを見せていただき、住むならこれだと思いました。

栗原さんから詳しい説明を受けながら見学をさせていただき、自然素材を活用した木の家の快適さが全身で感じられました。

栗原さんのこの時の話で、「家にいるのもレジャーであり、晴れても雨でも楽しい住まいがいい」とのことでした。
その後、「光と風がいっぱい呼吸する住まい」の本を一読し、環境に優しくて居心地がよい自然素材の木の家を作りたいと考え続け、見学から1年半後の2008年4月に光設計事務所に伺い、設計をお願いしました。
光設計で打ち合せを重ねるごとに、具体的な建物の全体像が見えてきて、わくわくしながら次の打ち合せが楽しみになり、家を建てるということが現実味を帯びてきたものでした。
人間は肺だけで呼吸しているのではなく、皮膚でも呼吸しています。

これはからだ全体で呼吸し、身体を健康な状態に維持しております。

住まいも全体で呼吸することにより、快適で健康な生活を与えてくれるものと思います。
家を建てるということは、自然界に人工的なものを作り上げるもので一種の自然破壊でありましょう。

であるから、環境に優しく自然界に負荷をかけることの軽減に努め、感謝の気持ちで生活していきたいと思っています。
建設に携わっていただいた多くの方々の技術の結集で我が家が完成したわけであり、自然の恵みや関係者の皆様のご尽力に感謝しております。

これからは私たちがこの家を守り、この家とともに生活してまいります。

出典:ハウスネットギャラリー

悪い口コミは、ありませんでした。

 

 

まとめ

無垢の木や土壁、和紙の壁紙など自然素材を活用した「呼吸する住まい」を提案する光設計。

そういったこだわりの機能性だけでなく、空間デザインの美しさや毎日の生活を考えた細かな配慮が家中にあふれ、住む人の満足度をさらに高めます。

個人的に、栗原代表の家づくりに対する考えや、坪庭まわりの設計に強く惹かれ、新築を検討している実家の両親に薦めてしまいました。

まずは、資料請求から始めたいと思います。

 

光設計については、ホームページ、ブログ、facebookも大変充実しており、多くの情報を得ることが出来ます。

また、モデルハウス「江戸Styleの家」や完成現場見学会もあり、実際に確認できるのが嬉しいですね。

東京で家づくりを検討している方は、ぜひ1度見学に行ってみてくださいね。

 

『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!

2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。

ぜひ、読んでみてくださいね。

 

2020年省エネ・断熱基準対応!全国320工務店徹底比較!

The following two tabs change content below.

千葉菜美

出身地の庁舎が建築学会賞を受賞したことから建築に興味を持ち、建築科を卒業。 自分の設計で家を新築することが夢のひとつ。 有名建築巡りの他、美術館、世界遺産、お城、神社・仏閣巡りが趣味。 2級建築士。整理収納アドバイザー2級。