東京都の地震に強い工務店を10社選んでご紹介します。
第10弾は立川市のオープンハウス・アーキテクトです。
テレビCMでおなじみのオープンハウスの関連会社です。
記事の順番はランキングではありません、誤解しないでくださいね。
オープンハウス・アーキテクトの概要と特徴
タイプ
・在来軸組木造
・坪単価 32万円(27坪標準タイプの場合)
概要
会社名:株式会社オープンハウス・アーキテクト
本社所在地:東京都立川市曙町1-22-17 OHAビル
設立:1991年3月
資本金:1億100万円
年間施工件数:2825棟(2017年)
従業員数:484名(2018年8月時点)
業務内容:建設請負・内外装工事並びに設計・施工、新築戸建分譲事業
施工エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、山梨県、静岡県、愛知県
アフターメンテナンス:保証書に記載された内容2年間
保証期間:構造耐力上主要な部分及び雨水の進入を防止する部分10年保証
代表者の言葉
株式会社オープンハウス・アーキテクト 代表取締役社長 疋田幹雄
2016年10月1日を持って株式会社アサカワホームは株式会社オープンハウス・アーキテクトに社名変更いたしました。
当社は1991年に東京多摩地区を中心とする戸建住宅の建設会社として創業しましたが、お陰様を持ちまして現在の営業エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、静岡に27拠点を構えるに至っています。
建築工事も戸建住宅のほかマンション、アパートと営業範囲を広げ順調に成長を遂げてまいりました。
2015年1月、更なる業容の発展と経営基盤の安定を目指して東証1部上場会社オープンハウスのグループ会社となりました。
以来グループの総合力とシナジー効果を活かすことにより、1社では成し得なかった徹底的なコストダウンや、省エネ住宅など時代にあった商品開発、品質の向上を実現する事が出来ました。
これからも「住みやすく、高品質、高機能な家を低価格で提供すること。それによりお客様に信頼される会社になる。」という当社創業以来の目標を追求し続けていきます。
この度の社名変更は「ローコスト・ハイクオリティー」という相反する住宅価値の両立をグループの総力を持って実現して行こうという私どもの決意表明でもあります。
人口減少社会の到来を始めとして日本を取り巻く環境が大きく変化する中、当社は今後迫り来る様々な課題を乗り越え、お客様に選ばれ続ける会社でありたいと考えています。
そのためには、長年の家作りで培ってきた技術やノウハウをお客様目線で活かし、戸建建築の枠を超えた総合建築企業として、新しい価値を創造し、広く社会に貢献する事が私どもの会社の使命と考えています。
これからもオープンハウス・アーキテクトに変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
会社の特徴
パワーパネル(APP/AEP/AGP)工法
オープンハウス・アーキテクトの家は、基本仕様で耐久性の高い丈夫な構造になっています。
家の土台をしっかり支えるベタ基礎、歪みも少なく強固なエンジニアウッドを使用し、オリジナルパネルと木造在来工法を組み合わせたAPP工法を採用。
最も地震に強い「耐震等級3」で設計(オプション)
オープンハウス・アーキテクトは、この最も地震に強い「耐震等級3」の設計に対応しています。
(お客様のご希望プランにより耐震等級3が取れない場合があります。)
GHハイブリッド制震工法(オプション)
GHハイブリッド制震工法は、高層ビルなどで使用されているオイルダンパによる地震対策技術を戸建住宅に適用した工法です。
制震装置であるオイルダンパは地震で建物が左右に移動しようとする運動エネルギーを熱エネルギーに変換する「エネルギー変換装置」で、常に繰り返し動作することが前提となっています。
オリジナルパネルを組み合わせた断熱工法
オープンハウス・アーキテクトでは、各グレードごとに「内断熱(充填断熱工法)」、「外張断熱」、「ハイブリッド二重断熱」、「三重断熱」の4つのタイプの断熱工法を採用しています。それぞれに木造在来工法とオリジナルパネルを組み合わせ、断熱性と気密性を高めた住宅は、冬暖かく、夏涼しい快適な住環境を実現いたします。
夢を反映したオンリーワンの住まい
構造、仕様、設備、外観などなど打ち合わせでお伺いしましたお客様のご希望を基に、ご予算に合わせてプランニングさせていただきます。
自由なオプション選択
オープンハウス・アーキテクトでは、各商品ラインナップをベースに完全自由設計で間取りを作成いたします。その上で、標準仕様にないものにもお客様のご希望に合わせた家づくりを行っております。
厳選された、オープンハウス・アーキテクトの建築家
「厳選された、オープンハウス・アーキテクトの建築家」として12人の建築家・建築士を紹介しています。社外の建築士とも協力関係を持って設計の質を上げる努力をしているものと思われます。
商品ラインナップ
3つのグレード
・リベネル:オープンハウス・アーキテクトの考えるもっとも標準的な内断熱の家
・スマロン:次世代標準住宅。エネルギー収支ゼロを実現するZEH対応の家
・オペンエコ:ダブル断熱でさらに断熱性能をアップ。様々な技術を結集したZEH対応の家。
リベネルと上位のグレードでは、断熱性能、サイディング、サッシ、キッチン、太陽光システムなどで仕様の差が有ります。構造には仕様の差はありません。
リベネルとスマロンは内断熱ですが、オペンエコは内断熱に外張り断熱を追加したトリプル断熱になっています。オペンエコスとマロンはその部分だけが異なります。
間取りは自由設計
全商品とも間取りは自由設計になります。
敷地による制約の強い東京都です。間取りを企画化することにメリットはないのでしょう。実例は面積ごとに仕分けられています。
30坪以下
30~40坪
40坪以上
口コミ
良い口コミ
5棟一度に建てられましたが、その5家族の中には大工さんや市役所の方もいるので下調べをしたうえで優良物件と判断したようですよ。
いい加減な事は言えませんが、とにかく住んでみて大変良いと感じています。 出典:e戸建て
悪い口コミ
別に私は建売業者の回し者じゃないんですが、建売業者でもそれなりに誠意をもって対応してくれれば、ある程度はガマンしないといけないところもあるのかな?と思ってあきらめてます(^^; 出典:e戸建て
まとめ
織田裕二さんと柄本明さんが犬に扮して「オペン・ホウセ」とOPEN HOUSEをローマ字読みにして注目を集めたCMを思い出します。2014年の話ですが今でも検索するとヒットする有名なCMです。2018年は長瀬智也さんを小学生役で起用しています。
オープンハウス・アーキテクトはOPEN HOUSEの関連子会社で設計・施工の会社です。
OPEN HOUSEそのものは不動産会社です。ホームページも別々ですので検索する時にはオープンハウス・アーキテクトで検索してください。
オープンハウス・アーキテクトの前身の株式会社アサカワの創業から「ローコスト・ハイクオリティ」をポリシーに活動しています。
代表者の挨拶にもありますが「大量販売のスケールメリットでコストダウンする」という事のようです。工場で作るものだと成り立つ考え方ですが一軒一軒現場で建てる住宅では、現場の人間の能力によって品質が決まるところが有ります。口コミからはそのあたりの難しさが感じられます。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。
サクドン
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