出典:参創ハウテック
東京都の地震に強い工務店を10社選んでご紹介します。
第3弾は文京区の参創ハウテックです。
記事の順番はランキングではありません、誤解しないでくださいね。
参創ハウテックの概要と特徴
タイプ
・木造軸組み工法、SE構法、S造、RC造
・坪単価 70万円
概要
会社名:株式会社参創ハウテック
本社所在地:東京都文京区大塚3丁目5番10号 住友成泉小石川ビル1階
設立:1998年9月
資本金:3,000万円
年間施工件数:25棟
従業員数:34名
業務内容:住宅新築工事の設計施工/住宅のリフォーム/オフィス・店舗の改修工事/別荘・セカンドハウス新築工事の設計・施工/パッシブ冷暖R事業/キッチンパーツ・ハウジングパーツ「ekreaParts」の販売/建築素材の開発・販売/オーダー収納家具・キッチン「ekrea」の設計・製造・施工
施工エリア:東京都23区内及びその近郊。特に文京区をはじめとする都心部及び城南地区
アフターメンテナンス:定期点検1年・2年・5年・10年
保証期間:住宅瑕疵担保責任保険法人による検査・保証
代表者の言葉
株式会社参創ハウテック:代表取締役社長 清水康弘様
参創ハウテックの会社使命
「参創ハウテックは、住まい手のみなさんが豊かで快適な暮らしをつくるためのモノづくり価値を追求する集団です」を全社員、部門間で共有し、実践することを誓う。参創ハウテックの経営理念
お客様の豊かで快適な暮らしをサポートすることを社員と経営者の共通の願いとし、住環境の品質・技術・性能・デザイン・省エネルギーの向上に絶え間なく貢献し、社会から信頼必要とされる価値貫徹企業を目指します。以て、参創ハウテック全社員の物心両面の幸福と存続・繁栄を実現します。参創ハウテックのキャッチフレーズ
暮らす技術×創る技術
「暮らす技術」= 設計の技術、住宅の設計は最適解を求めて暮らしを解いていく作業。
その最適解をカタチにするのが「創る技術」。そしてふたつの技術の掛け算が参創の家づくりの原点。
会社の特徴
数を追わずに、目の届く範囲・できる範囲でしか仕事を請負わない
数を追わずに、目の届く範囲・できる範囲でしか仕事を請負わないという方針です。
都会で家を建てるということの意味を良くわかっているからです。
敷地のこと、風や光の取入れ方、近隣のこと、現場管理のこと、職人さんの技量、
そして建てた家を末永く守り続け、建て主様と向き合い続けること。
それぞれの環境や条件が異なるはずの家づくりを十把一絡げに集約して、
ただ建てるだけの家づくりでは、その考えが等閑になるからです。
敷地・住まい手に合わせた設計
設計に関して4つのプロセスで提案するそうです。
1、敷地の個性をつかむ
2、住まい手の個性をつかむ
3、デザインする
機能、空間、室内環境、性能、省エネルギーの5項目のデザイン
4、「カタチ」として提案する
敷地や住まい手にふさわしいものを一棟一棟提案する丁寧な姿勢が見てとれます。
一棟一棟にふさわしい構造・工法
参創ハウテックが施工する工法は木造軸組み工法、SE構法、S造、RC造です。
一棟一棟にふさわしい構造・工法を採用するようです。
木造に関して下のような適材適所の考えをしています。
・木造軸組み工法
木造軸組み工法でも全棟構造計算を行っているそうです。
必要な場合には制振装置を取り付けるそうです。
・多摩産材を使って家を建てる
参創ハウテックでは、林業から製材・乾燥・プレカット・現場納入まで一貫した仕組みを持ち、信頼できる木材会社・株式会社ウッディーコイケとコラボレーションすることにより、供給体制が整いました。
多摩産材だけではなく紀州の山長木材の低温乾燥材を採用し国産材を積極的に使用しています。
・SE構法
出典:株式会社エヌ・シー・エヌ
基礎と柱、柱と梁を剛接合として大スパンが可能です。
それにより柱の無い大空間が可能となります
インナーガレージも可能になります
SE構法は全棟構造計算を行います
東日本大震災でも倒壊ゼロの実績が有ります。
2020年の省エネ義務化を先取り
2020年の省エネ義務化を先取りした基準レベルを超える性能を標準に据えています。
一棟一棟断熱計算し、適切な断熱方法を採用しているそうです。
住宅等の建物は一棟ごとに規模や形状が異なります。また窓の配置や大きさなども異なることから断熱性能を十把一絡げに語ることはできません。
参創ハウテックでは一棟一棟断熱計算を実施し、数年後の省エネ義務化に対応可能な性能を目指します。(UA=0.46~0.56W/㎡K)
・パッシブ冷暖
参創ハウテックでは床下エアコン1台で家じゅうが暖冷房する「パッシブ冷暖」も開発。
パッシブ冷暖「ミニマム且つ快適な冷暖房を開発し採用する」
参創ハウテックの取組みは、経済産業省主管のものづくり補助事業に採択され、産学共同で研究開発を進めています。
さらに自社開発した同システムを有能な地域工務店へノウハウ提供することを推進しています。
「劣化の軽減」および「維持管理への配慮」
品確法の性能表示においては、住宅の耐久性に関連するものとして「劣化の軽減」および「維持管理への配慮」という項目があります。
劣化の軽減については、水や湿気、シロアリという問題に対処するための内容になっており
、また維持管理への配慮は、維持管理上最大のポイントになる配管について様々な具体的措置が指示されています。
設計施工の各段階にルールを設けて品質の確保に努めています。
商品ラインナップ
全棟自由設計で商品はありませんが特徴的な建物をご紹介いたします。
SE構法ならではの大きな窓
SE構法ならではのインナーガレージ
口コミ
良い口コミ
悪い口コミ
まとめ
「数を追わずに、目の届く範囲・できる範囲でしか仕事を請負わない」という基本姿勢が素晴らしいですね。
設計を重視しているのも建物の質を理解している表れです。
構造に関してS造、RC造は主に賃貸物件のようですが
木造軸組み工法、SE構法、S造、RC造の施工を行うというのも稀な存在だと思います。
SE構法は構造計算を行うのが当たり前です。
在来工法でも全棟に構造計算をするというのにはこだわりを感じます。
ここに紹介しきれない情報量が有って自らの仕事に熱意を込めて深く考えていることを感じました。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。
サクドン
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