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タカノホームの特徴と評判 ~富山の工務店比較⑤~

出典:タカノホーム

 

富山の工務店情報をシリーズでお届けしています。
第5弾は「タカノホーム」をご紹介いたします。

 

 

タカノホームの概要と特徴

タイプ

・木造軸組工法
・坪単価 不明

 

概要

会社名:タカノホーム株式会社
本社所在地:富山県富山市今泉西部町7番地1
設立:1983年
資本金: 1億6,060万円(グループ全体)
年間施工棟数:不明
従業員数:240名(グループ全体)
事業内容:木造注文住宅設計施工(新築・増改築・リフォーム)、建築土木の設計施工及びこれに付帯する事業、宅地造成、宅地分譲、分譲住宅販売、宅地建物取引業、木材業、木材加工
施工エリア:富山県、石川県、
アフターメンテナンス:3ヶ月、1年、2年、5年、10年

保証期間:10~30年

 

代表者の言葉(HPより)

タカノホーム株式会社:代表取締役 髙野 二朗社長

 

『弊社は創立より「光と風と緑と・・・」をテーマに、自然と調和し、安心安全でいつまでも健やかに生活していただける住環境の創造を探究してきました。

 

特に、北陸の気候風土や生活環境に配慮した住まいづくりの考え方を基本に、耐震性、耐久性、快適性、経済性を兼ね備えた住まいを時代のニーズにあわせ進化させてきました。

 

北陸地方は旧来、冬期の低温多雪、夏期の高温多湿が私たちの生活の大きな障害になっており、また地震や台風などの突発的な自然災害は大きな脅威でありました。

 

これらを克服するために北陸の地では他に先駆け、快適な住空間創造のための高気密高断熱仕様の標準化、地震に負けない強い構造躯体の研究開発、品質マネジメントISO9001,環境マネジメント14001の取得などにいち早く取り組んできました。
(中略)
これからも私たちタカノホームは、人と環境にやさしい家づくりをめざし、大切な家族の暮らしを守り、安心感と幸福感を未来へつなぐ家を提供していきたいと思っております。』と、野代表は語っています。

 

会社の特徴

タカノホームは、北陸という地域に根ざす木造注文住宅メーカーです。

よい住まいには「建つ土地の気候風土に合わせた家づくり」が重要と考え、北陸の豊かな自然に囲まれた環境や、夏は高温多湿、冬は低温多雪といった気候との調和をめざしてきました。

 

そうして行きついた北陸における住まいの理想のかたちが、自然素材、断熱性能、地震に強い構造、そして環境への配慮を兼ね備えた「エコデザインハウス」です。

 

断熱気密性能

外断熱工法

タカノホームの住まいは、建物全体をすっぽりと包み込む「外張り断熱工法」。

 

家の外壁に、高性能断熱材フェノールフォームを隙間なく張りめぐらすので、夏は外からの熱の侵入を防ぎ、冬は暖房で暖めた熱を外に逃がしません。

 

天井と床下には気密シートを施工してポリスチレンフォームを施工し、六面のすべてを完全に包み込むので、家中どこをとっても熱を逃がさない、快適な住まいをつくります。

 

 

外断熱工法は、部屋間や床下の温度差を少なくすることでヒートショックを防止するほか、壁体内の温度差もなくすことで、内部結露によるカビ・ダニ・腐朽菌などの健康被害や、家の構造材の耐力低下を防止します。

 

そのため、家族が健康で快適に過ごせるのはもちろん、家も長持ちする長命住宅を実現します。

 

 

W(ダブル)断熱工法

タカノホームが独自に開発したTOPS工法では、外断熱に加えて充填断熱を施工する「W(ダブル)断熱工法」を標準で採用。

 

これにより、北海道仕様に匹敵する断熱性能を満たす、最高水準のあたたかさを実現しています。

 

 

耐震性能

TOPS工法

タカノホームの「TOPS(T:タカノホーム、O:オリジナル、P:パネル、S:ストラクチャー)」は、国土交通大臣の認定を受けた最高ランクの耐力を誇る「タカノホームオリジナル耐力壁」を使用した工法です。

 

TOPS工法で建てた家は、この「耐震等級3」を標準でクリアしています。

 

「タカノホームオリジナル耐力壁」は、壁倍率5倍(実効倍率6.8倍)と最高ランクの耐力を達成しています。この技術を持っているのは、北陸のハウスメーカーではタカノホームだけです。

 

※『壁倍率(かべばいりつ)』とは、地震に対する耐力壁を取り付けることによって、その壁が通常の壁の何倍の効果を持つかということを示した数字です。

 

 

商品説明

商品構成は、「ARIA(アリア)」、「CREA(クレア)」、「EQUTY(エクティー)」、「MODE(モード)」、「ZEH +0 DESIGN」の5つ。

 

今回は、タカノホームの新ラインナップ「CREA(クレア)」をご紹介します。

 

 

「CREA(クレア)」は、自由設計、TOPS工法標準装備です。

 

シンプルで合理的なフォルムの中に、こだわりの自然素材やインテリア、そしてTOPS工法によって実現する最高レベルの耐震性や断熱性をぎゅっと凝縮。

 

さらに、新しい設計システム「TAKANO SELECTIVE DESIGN(タカノ・セレクティブ・デザイン)」を導入することで、コストを抑えながらより幅広くお客様の要望にお応えする、デザイン性の高い家づくりが可能になりました。

 

自然素材へのこだわり

木目の美しさや肌触りの良さ、そして使いこむほどに増す味わい深さなど、さまざまなかたちで暮らしに豊かさをもたらしてくれる「木」。

 

タカノホームは、木をはじめとした自然素材の良さに早くから着目。

その優れた性能を最大限に生かした家づくりを数多く提案し、「自然素材の家」施工実績北陸ナンバーワンです。

 

この豊富な実績で培った高い技術・ノウハウで、目にするところ、肌にふれるところ、いたるところに木をふんだんに使った健康で快適な住まいを実現いたします。

 

無垢床材

無垢床材とは、1本の原木から必要な寸法に切り出して使用する「自然そのもの」の床材です。

 

一方で、スライスした木をベニヤ芯と接着剤で張り合わせて作るのが「複合フローリング」。

コストは抑えられますが、接着剤に含まれ、シックハウスの原因となる化学物質(ホルムアルデヒド)の悪影響が懸念されます。

 

タカノホームの家は、無垢床材を標準で採用しています。

 

 

無垢床材の4つの特徴
調湿性

木には優れた調湿作用があり、部屋が蒸し暑い時には湿気を吸収し、乾燥している時は逆に排出することで過ごしやすい適度な湿度を保ちます。

 

断熱性

 

木の中は多くの空気層を含んでいる繊維構造のため、熱伝導率が低く、外気温が低い真冬でも熱を伝えにくく穏やかな保温性を発揮します。

 

癒し効果

木にはストレスを和らげる癒しの効果も科学的に証明されており、色や木目による視覚的作用、木肌に触れた時に触感的作用、樹木が発する芳香成分フィトンチッドによる森林浴効果などさまざまです。

 

メンテナンス性

年月が経つごとに味わいを増し、メンテナンス・維持管理も容易な無垢材は、長いスパンで考えれば非常にコストパフォーマンスの高い素材といえます。

 

木片チップ入り壁紙

タカノホームでは、木片をチップに砕いて、再生紙に挟み込んだ「木片チップ壁紙」をはじめとした自然素材の壁紙を採用しています。

 

防虫防黴のための殺虫剤や人体を損なう化学物質は一切使っておらず、もちろん有害なホルムアルデヒド、有機溶剤等も使用していないので、安心して使用できます。

 

また、調湿性・通気性・透湿性・吸湿性など、快適な空間づくりに役立つ効果も数多くそなえています。

 

 

自然塗料

フローリングなどに塗る塗料には、大きく分けて「塗膜のないもの」と「塗膜があるもの」があります。

ラッカーやウレタン塗料といったものは後者で、塗膜を作ることで表面を固くして傷や汚れから木を守りますが、その反面、木の呼吸はふさいでしまいます。

 

これに対してタカノホームが採用している自然塗料は、はけで木の表面にのばして布などで拭き取り、染み込ませるものです。

 

塗膜をつくらず木に深く浸透し、木目を生かして木の呼吸をさまたげさせません。

撥水性にも優れ、シミ汚れにも効果があるこの塗料は、いつまでも木質を自然な状態に保ちます。

 

また、主な原材料は、防虫、防腐材などの有害物を一切含まない自然の植物油。口に触れても安全なので、子ども部屋でも安心して使用することができます。

 

和室のヒノキ畳

タカノホームでは、畳床にヒノキチップ、畳表には和紙を使用した「和紙表のヒノキ畳」をはじめとした自然素材の畳を採用しています。

 

和紙の畳表は、薄い和紙を筒状に撚って一本一本いぐさと同じように編んで作ります。

このため断面がいぐさのように中空状で、保湿性、調湿性があります。

 

紙だからといって傷みやすいことはなく、かなり丈夫です。

ヒノキの成分も合わさり、アレルギーやアトピー性皮膚炎の原因となるカビ・ダニの心配はほとんどありません。

 

また、清潔でお手入れも簡単。

いぐさのように染土を使っていないので、撥水効果にも優れています。

 

 

柱・梁などの無垢構造材

完成すると隠れる部分(構造)も、家全体の強さや家族の健康を考え、無垢材にこだわるタカノホーム。

自然の木そのままに切り出し、手間暇をかけて乾燥させた「無垢材」だけを構造材として使用しています。

 

また、床下の湿気によって傷みやすい1階部分では、柱だけではなくすべての木材(間柱、筋交い、下地材など)に、腐朽に強い性質のあるヒノキ材を採用しています。

 

出典:タカノホーム

 

口コミ

良い口コミ

タカノホームで家を建てて18年になりますが、基礎や作りは間違いないと思います。
どこぞの欠陥住宅のように、家が傾いてドアや戸が開きにくくなったなど言うこともありません。

価格的には当時で坪単価45万円のプランでしたが、外回りの配管工事や電灯など住める状態にして坪単価56万円弱になりました。
もっともいろいろ追加したのでこの価格でしたが、標準仕様のみならもっと安いと思います。
坪単価にどこまでの費用が含まれているのか、建てようとしている土地の広さを言って、住めるようになるためのおおよその工事費を聞けば、ある程度の価格は出ると思います。

意外と大事なのがアフターではないでしょうか。
我が家では特にアフターを呼ぶ機会がありませんでしたが(呼ぶ必要が無いほうが良い家ということですが)、17年目にして窓の上の方から雨漏りがして電話しました。
調べてもらいましたが、これ!と言う原因が特定できず、可能性のある場所から修復してもらい、5回ほど来てもらって原因場所が特定できました。

17年経っているので当然修理費は覚悟していましたが、保証期間中?だったのか無料でしてもらいました。
他の会社の話を聞くと、アフターに電話しても来てさえくれないというところもあるようなので、長い目で安心できる会社だと思います。

悪い口コミはありませんでした。

 

まとめ

自然素材、断熱性能、TOPS工法における耐震性能、そして環境への配慮を兼ね備えたタカノホームの家づくり。

木のぬくもりを全身で感じながら、北陸における住まいの理想が実現します。

 

ホームページも大変充実しており、多くの情報を得ることが出来ます。

また、展示場や完成見学会もあり、実際に確認できるのが嬉しいですね。

富山で家づくりを検討している方は、ぜひ1度見学に行ってみてくださいね。

 

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千葉菜美

出身地の庁舎が建築学会賞を受賞したことから建築に興味を持ち、建築科を卒業。 自分の設計で家を新築することが夢のひとつ。 有名建築巡りの他、美術館、世界遺産、お城、神社・仏閣巡りが趣味。 2級建築士。整理収納アドバイザー2級。