土地を買って家を建てる。言葉にするとたったこれだけのことですが、実際にやってみると今まで知らなかったことがたくさん出てきますね。
私もこのページに辿り着いたみなさんと同じく、四苦八苦しながら理想の自宅の建築に向けて動いているところです。
そんな私が実際に自分で登記をしてみて、無事に成功したので、その注意点や実際のやり方などを説明していければと思います。
登記ってなに?
登記って、まず、身近で聞かない言葉ですよね。 家を建てたことがある方、もしくは土地をお持ちの方には馴染みがあるかもしれません。 でも、これから家を建てるためには嫌でもでてくる言葉です。
国の機関である法務省には全国の土地や建物が誰のもので、どのくらいの大きさがあるか、借金のカタになっていないかなど、不動産の記録があります。
その記録に申請してちゃんと記載してもらうことが登記です。
だから、土地を買うときや、相続するときにも登記がいりますし、建物を建てたり取り壊すときにも登記がいります。
さらに住宅ローンを組む時に土地を担保にしますから、これまた登記が必要になります。
逆に言うと、家を建てるときに何種類もの登記が必要になるということですから、これを自分でできればそれだけの費用を浮かせることができます。
私は土地を買ったときの登記を自分で行いました。 登記の種類でいうと、売買による所有権移転登記になります。
自分で登記のメリットとデメリット
自分で登記を行うことには、メリットとデメリットがあります。
メリット
①司法書士への報酬分のお金が浮く
②登記について詳しくなる
デメリット
①平日の日中に何度か法務局まで行く余裕がいる
②詐欺にあったときに司法書士を通していないので保険がない
ここで注意するべきなのはデメリット②で書いた詐欺です。
毎年少なからず、土地の売買での詐欺にあわれる方がいるそうです。
詐欺被害を防止する意味で、自分の信頼できる司法書士さんに依頼するお金は必要経費として非常に有用だと思います。
自分で登記に向く人、向かない人
リスクを減らすために色々とできることはありますが、そのためには下準備をする時間が必要になります。
法務局にも最低でも2回、書類の不備をチェックしてもらうために私の場合は5回通いました。
自分で登記に向いている人は
①時間に余裕があり、法務局まで何度か足を運べる方
②ある程度のリスクを許容できる方
③絶対必要ではありませんが、パソコンは出来たほうが楽です。
自分で登記に向かないのは
①仕事や家事に忙しくて、下準備など手間暇がかけられない方
②ほんの1%でも危険な取引はしたくない方
こういった方は自分で登記には向きませんので、安全料を払うことをおすすめします。
yutieru
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