全館空調第三弾は、三菱の『エアロテック』です。
では、早速行ってみましょう!
三菱の全館空調『エアロテック』とは?
三菱ってどんな会社?
三菱と聞いてイメージするのは、冷蔵庫、洗濯機、自動車、銀行…etc、色々ありますね。
その中で、住宅やショッピングセンター、ホテル、不動産など暮らしに関わるサービスと
賃貸オフィスから資産活用まで、不動産に対応しているのが『三菱地所ホーム』です。
社 名:三菱地所ホーム株式会社
設立年月日:1984年7月2日
本社所在地:東京都港区赤坂2-14-27 国際新赤坂ビル東館
資 本 金:4億5000万円
「エアロテック」の歴史は、今から約30年前、高齢者向け住宅の研究から始まったそうです。
詳しい歴史についてはこちら。
全館空調『エアロテック』の仕組みと特長
温度
部屋ごとに温度設定が可能。
加湿機能はないので、冬場は特に加湿器が必要。
フィルター性能
換気
外気を取り入れる際、花粉やカビの胞子を97%カット。
室内のほこりや化学物質は屋外に排出。
24時間換気で家中をクリーンにします。
エアロテック-UVのUVクリーンユニット
UVクリーンユニットとは?
紫外線と光触媒の2つのランプに酸化チタンを付着させた光触媒チタンメッシュフィルターを装備し
ウィルス、菌、臭気の酸化反応(除菌・脱臭)により、酸素・水蒸気・二酸化炭素などに戻すシステム。
難しい言葉が出てきてなんだかすごそうな感じですが、私がおっと思ったのは
薬品を一切使わない安心・安全なところが嬉しいですね。
病院などで採用されている空気清浄システムを戸建て住宅で日本で初めて採用されたところもポイント高いです。
詳しくはコチラをご覧ください
インテリア
家全体を快適温度にするので、大空間や吹き抜けもアイディア次第で自由自在。
各部屋にあるのはルームコントローラーと吹き出し口だけなのでインテリアを邪魔しません。
ルームコントローラーは室温調整とタイマー設定が出来、送風音はルームエアコンより静か。
半畳程度のスペースに収まる室内機を一台設置するスペースがあればOK。
ランニングコスト
電気代
エアロテックと太陽光発電システム(1,96kW)とHEMSの3点セットが標準搭載。
年間冷暖房費、約55000円/年(三菱のモデルプランによる)を太陽光発電で約55000円創出し
HEMSで自動制御することで光熱費ゼロを実現。
詳しくはコチラ をご覧ください。
長期保証
通常、設備機器の保証は1年間ですが、エアロテックは長期の10年間保証。
その理由は、空気環境を住宅性能の重要なポイントと位置づけているから。
保証期間中は、専門技術者による定期点検を年1回無償で実施してくれるそうです。
エアーダクトは住宅と同等のすぐれた耐久性をもち、基本的に交換の必要がありません。
24時間運転を想定しているので、耐久性に優れているようです。
機械の平均寿命は10年から15年ですが、「パーツ交換」では、劣化したパーツだけの交換ができるので経済的です。
通常、大型家電品などの部品は製造終了から8年保有されますが、三菱地所ホームでは15年に延長して、パーツ交換に備えています。
さらに、エアロテック専用の24時間コールセンターを開設して、万一のトラブルでも、スムーズに対応。
メンテナンス
普段のメンテナンスは2週間に一度、掃除機でフィルターを清掃するだけで
室内機は床置型でフィルターの出し入れも簡単で手軽です。
以上、三菱の『エアロテック』でした。
エアロテックは、建物と空調機器を一体に考えて開発したものなので、その性能を活かすためには三菱地所ホームで建てることが前提条件となります。
エアロテックの性能を体感されたい方は全国のショールームに足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは、また!!
コトノハ
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