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無添加住宅の評判と特徴〜ハウスメーカー比較㊻〜

 

さて、今回ご紹介するハウスメーカーは、「無添加住宅」さん。

 

その名前を見ただけでなんとなく、

 

ナチュラルな…、人と自然に優しそうな…、

 

そんなイメージがぼわわーんと浮かびますが、

 

いったい何をどれくらい無添加な住宅なのでしょう?

 

さっそく、調べてみました!

 

 

 

「無添加住宅」のタイプ、概要と特徴

タイプ

 

・木造軸組
・RC造

・坪単価 50~60万円

 

概要

 

社名:株式会社 無添加住宅
本社所在地:兵庫県西宮市下大市西町3番24号
資本金:9,850万円
設立年月日:平成13年9月(設立:昭和47年4月(秋田ハウジング株式会社))

 

特徴

 

創業者の秋田憲司氏が「秋田ハウジング」としてスタートさせた会社で、

 

合併により2001年から「無添加住宅」となる。

 

発足は兵庫県だが、代理店方式により拠点は日本全国に拡大

 

その数は145社にのぼる。

 

 

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最大の特徴は、家づくりに化学物質を使わないこと。

 

合成接着剤や化学建材等、体に有害とされる化学物質を徹底的に排除し、

 

自然の物だけで作られていたむかしの家を手本に、

 

漆喰天然石無垢材を活用した家づくりを行う。

 

 

roof_fig03

 

 

なかでもオリジナルの石屋根「クールーフ」は特徴的で、

 

瓦よりも30%軽く、風の通り道を作る工法により断熱効果も望めるそう。

 

 

kitchen_fig01

 

 

また、内装にも天然石を多用しており、

 

キッチンのワークトップも天然石が標準仕様、

 

浴室もユニットバスではなく、床・壁共に天然石仕様となっている。

 

 

sanitary_fig03

 

 

断熱気密性

 

Q値:不明
Ua値:不明
C値:不明

 

断熱材には「炭化コルク」が採用されています。

 

その効果として挙げられているのは以下の通り。

 

 

・グラスウールなみの高い断熱力。
・天然素材ならではの自己吸放湿の特性により、結露の発生を抑制。
・炭なので腐敗しにくい性質。
・炭の力でホルムアルデヒドやアンモニアを吸収。空気を浄化。
・蒸し焼きにする製造工程で、自らの樹液で固まる、化学接着剤を使用しない安全性。
・ぜんそくやアトピーの原因となるダニに対し、高い忌避効果を発揮

 

(「無添加住宅」HPより)

 

 

wall_tit
準防火地域にも対応する外断熱仕様「しっくい塗り炭化コルクWALL」

 

 

fig_cork_effect

 

 

 

商品説明

Cタイプ(Chemical Sensitivity)
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人体に有害な化学物質を極限まで排除し、化学物質過敏症の方でも、住める住宅。
プラスターボードすら使用せず、徹底的に天然素材にこだわった仕様です。

 

 

Sタイプ(Standard)
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 天然素材を極力使用し、人体に有害な化学物質を少なくし、シックハウス症候群の方でも快適に住むことが出来る住宅。
また、室内環境だけではなく、外観や外壁の仕様についても弊社独自の考え方を取り入れた無添加住宅本部が推奨する仕様。

 

 

RSタイプ(Room Standard)
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室内環境を無添加住宅の標準仕様Sタイプに近づいた、シックハウス保証物件と同等の住宅。

室内の空気環境だけはこだわりたいという方にお薦めで、新築の家に入られた時の空気感の違いを感じて頂ける仕様。

 

 

※画像出典は全てHPの施工例。
(各タイプで建てたものかどうかは不明です。)

 

 

クチコミ

良いクチコミ

 

夏はなかなか涼しく、冬も暖かいです。オプションで追加の断熱は施しましたが。パイン材の床ではありますが虫の被害、カビも今のところありません。やはり無垢無塗装の床材はとても気持ちいいです。

 

無添加の漆喰は結露しらずです。非常に満足しています。
何もしなければ多少乾燥しますが、小型の加湿器でも湿度が上がり、数日間は加湿しなくて大丈夫です。
あとシンゴン床にしましたが暖かいです。私も子供もずっと裸足でいます。スリッパを履かなくていいというのは本当にストレスフリーですよ。デメリットは柔らかいので傷がつきやすいことでしょうか。でもほとんど気になりません。

 

悪いクチコミ

 

私が無添加住宅に住んで思うことは、コンセプトはとても良いけど
天然の素材のことを無添加住宅自体が知り尽くして使用しているとはとても思えない。
だからうちもそうですけど、クレームがとても多いと聞きます。 ~中略~自然素材だから仕方ないとも思いますが、無添加住宅に住もうと思っている人は
自然素材ゆえのマイナス面もちゃんと理解して決断しないと後悔しますよ。

 

プランもデザインも施工も価格も代理店によって大きな差があるのが実情。
そこが無添加住宅の弱点だと思う。

 

 

 

専門家の評価

無添加住宅では、炭化コルクを用いた断熱を行っています。
炭化コルクで断熱をするハウスメーカーはそれほど多くなく、私自身も興味があります。

炭化コルクの断熱性能は、0.038~0.041です。
高性能グラスウール16Kと同じような性能です。
それを天井に50mm施工するとされていますが、一般的なグラスウールを66mmと同等性能です。

他の部位については、以下のとおりです。

床:30mm
壁:30mm
屋根・天井:50mm

省エネ性能にはこだわっていないようです。
健康という尺度は人それぞれですが、寒さが原因で起こる症状も多くあります。
地球にやさしく、人にやさしい住宅であればこそ、もう少し、断熱性を向上すると
さらに評判が上がるのではないでしょうか。

 

(「住宅の評判ナビ」より)

 

 

アキラ先生の総評

アキラ先生
体に悪いものは使わない、という考え方は素晴らしいと思います。
そこまで環境に気を使っている家族であれば、食生活にも気を遣うでしょうし、結果的に健康的になるのだと思います。

 

ただ、断熱・気密性は低い、というのは、ちょっと考えモノですね。
エアコンだけで暖房がきかない、ような断熱性能だとしたら、仕方なくガスファンヒーターを使ってしまうかもしれません。
そうすると、空気環境は劇的に悪化してしまいます。
在来工法のお風呂も、通常は断熱性が低く、寒いですね。

 

昔の日本の家、は確かに自然素材だけだったかもしれませんが、例えば江戸時代は平均寿命は40歳程度でした。
今よりも半分の寿命だったころの家を真似することを健康住宅、というのは説得力がないかもしれません。

無添加であることは良いことですが、プラス、高断熱高気密性や耐震性など、現在のスペックに合わせた商品が出せると、
より普及するのはないかな、と思います。4

 

 

 

 

 

無添加住宅の家、いかがでしたでしょうか?

 

私自身はアレルギー体質でもなく、

 

どちらかというと多少の害より目先の便利さ快適さを選択してしまうような人間なもので、、笑

 

実は調べる前から無添加向きではない自覚があるのですが、

 

でもそういったアレルギーに悩む方々にとっては、

 

もしかして救世主となりうるのかもしれません。

 

色々な評価もありますが、まずは選択肢の一つとして、考えてみる価値はありそうですね。

 

というわけで以上、「無添加住宅の評判と特徴」についてお届けしました!

 

では、また~~♪

 

出典・引用はこちら

 

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mashuko

面倒くさがり王な自覚のある主婦。しかしそのズボラさゆえに、どの分野においても出来るだけラクな、効率の良い手法を探すのは結構好き。趣味は動物愛護・美味しい店探し・睡眠。最近“犬と共に暮らしやすい家”をテーマに家を新築し、現在は犬4匹+夫と共に暮らす。