ヘーベルハウス施主へのロングインタビュー~究極口コミ 施主物語②~

11.042019

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五十嵐隆子さん(仮名)は、2018年にヘーベルハウスで家を建てました。敷地は、夫の実家の隣で両親もヘーベルハウスで建てられています。五十嵐さんの家は平屋の2LDKのため、将来的には2階建てで部屋数の多い実家と家を交換する計画だそうです。

 

 

家族について

・家族構成
夫(31歳、会社員)趣味 温泉旅行、サッカー観戦
妻(35歳、専業主婦)趣味 旅行、写真撮影、映画鑑賞、料理、ロックライブ鑑賞
・家事は、ほぼすべて妻が分担

 

敷地建物概要

・敷地面積:91坪
・延べ床面積:31坪
・階数・構造:平屋、重量鉄骨造
・耐震等級:耐震等級3
・断熱スペック:断熱等性能等級4、長期優良住宅、第3種換気

 

家づくりの期間

・問い合わせ:2017年2月
・間取り受け取り:住友林業 2017年6月24日
・申込み:住友林業 2017年6月3日(100万円)
・請負契約:ヘーベルハウス 2017年9月27日
・着工:2018年5月31日
・竣工(引き渡し日):2018年9月20日将来は両親と家を交換

 

 

将来は、両親と家を交換する

船渡 家づくりのきっかけを教えてください。

五十嵐 2015年から共働きで賃貸マンション(家賃11万円程)に暮らしていたのですが、夫の実家の土地が空いていたこと、夫が長男であるため親の老後も考えると実家の近くに暮らすのが長期的にも経済的にもメリットがあり、将来子供が生まれたとき庭付きの一軒家が良いと考えた為です。

船渡 将来は、ご両親と家を交換されるそうですね。

五十嵐 夫の両親の家は6年前にヘーベルハウスで建て替えたばかりですが、その時から孫世代と同居する可能性も視野に入れて子供部屋も2つ確保できるような設計にしていました。

私たちに子供ができ、自分の部屋が欲しくなる頃には両親2階建の家は持て余すと思うので、リフォーム等をして入れ替われば経済的だと考えました。夫からの提案に義両親も賛同してくれました。
新しく建てる家は、子育ての時期、義両親の老後、子供たちが自立していった後の事を考えると、平屋の方が生活しやすいということで、夫婦間と義両親の間でも意見が食い違う事はなく、最初から平屋で検討していきました。全て引き戸にする等、バリアフリーにも最初から積極的に検討しています。

 

 

妥協せずに向き合ってくれた。

船渡 当初どのような会社にしたい、と考えていましたか?

五十嵐 木質感のある雰囲気の家にしたかったので、それが実現できそうな住友林業のモデルハウスに一番初めに伺いました。その他、住友不動産、ヘーベルハウス、一条工務店、積水ハウス、ミサワホームといった大手ハウスメーカーをリサーチしています。実際に、提案して頂いたのは、住友林業、へーベルハウス、一条工務店、積水ハウスの4社になります。

船渡 ヘーベルハウスにした決め手は何ですか?

五十嵐 業界トップの保証制度と基本的には30年間修繕費用がかからない点、施主支給や仕様ではない部材に対応してくれる柔軟性、木造ではないが床材や建具等の木質感を取り入れた家づくりに協力的だった為です。
近くに河川があるため、鬼怒川の氾濫の際に残ったヘーベルの家も印象的でした。また、夫の両親がヘーベルハウスで建てていたため、実績に安心感もありました。また、限られた予算の中でも、我々の理想の家造りに対して何とか実現すべく妥協せずに向き合ってくれたことも大きかったです。

 

船渡 ハウスメーカー選びは大変でしたか?

五十嵐 4社を並行して検討していた時期は毎週忙しく大変でした。木質感に惹かれる部分が強かったので実際の家を見学したりしても住友林業に傾いていたのですが、最終的に保証面が説明を受けていた約款の記載内容と異なることが分かり、判断期間を非常に短い期間に区切って契約を迫る会社の姿勢に抵抗もあったため、粘り強く柔軟に対応してくれたヘーベルの方が最終的に後悔しないと思い決断しました。

 

住友林業は契約前に建築士さん同席で間取りを相談できる時間が持てたことは勉強にもなり、最終的な間取りにも大きく反映されているので良かったです(契約前に5万円お支払いすることになりますが、それで何度も打ち合わせをさせてもらったので良かったです)。

 

一条工務店の営業さんは20代で若いのですが、床板など施主支給の相談にも協力的で迅速な対応をしてくださいました。施設見学会も楽しく、一条工務店の断熱性の高さなど性能重視の家に興味はあったのですが、キッチンや洗面台などの設備を一条工務店オリジナルの物にしないと逆に費用が高くなってしまうので、残念ながら好みの面で契約に至りませんでした。

 

最終決定は、VRでプレゼン

船渡 ヘーベルハウスの営業の方はいかがでしたか?

五十嵐 夫の実家がヘーベルハウスで建築した為、実家を担当した営業さんを紹介していただきました。ヘーベルハウスの営業マンさんはこちらの要望を予算内で叶える為、何度も本社に交渉してくださるような熱い方です。間取りを反映させた家の模型を用意して頂いただけでなく、最終決定前にはVRゴーグルで内覧できるコンテンツも用意して頂き(CGのレベルも非常にキレイ)、細かい内装を検討している中で非常に参考になりました。

 

話しやすい方なので、こんなこと聞いたら恥ずかしいかな?と思うような小さな疑問点も気軽に質問することができました。難しいと思ってこちらが躊躇するような要望も決して諦めることなく奔走して頂き、プラスアルファでこういう提案をしたら我々が喜ぶのではないかということを常に考えて下さっていました。

開放感を重視していたリビングに採用した大型の特殊な窓も、営業マンさんが提案して下さったもので非常に満足しています。

 

船渡 提案力のある営業さんだったんですね。設計担当の方はいかがでしたか?

五十嵐 設計士さんは若い方で忙しそうな印象です。基本的には営業が窓口となっていたため、直接お話する機会はあまりありませんでした。ただクローゼットや特注の玄関手洗い等の細かな設計の相談にのっていただけました。クローゼットはIKEAのPAXシステムに合うように壁の厚さ等を微調整して設計していただきました。

間取り診断時に船渡先生から提案頂いたリビングの天井から折り上げとなるカーテンボックスもすぐに対応して取り入れてもらいました。また標準仕様を変更するような細かい要望にも応えていただき、へーベルは仕様になくても基本的に何でも取り入れてやってくれるんだなぁと感心しました。

 

船渡 家づくりでは何にこだわられましたか?

五十嵐 当初から平屋で、近くに住む父母(まだ建て替えて間もない)と将来入れ替わる可能性を考慮してバリアフリー住宅を考えていました。

また、田舎で敷地が広いことだけが良いところなので、庭と繋がるような開放感のあるリビングにして、子供やペットとのびのび暮らせる家を理想としていました。
木質感を出すために、玄関、LDKの床材は床暖房対応のちょっと良い無垢材をとりいれました。玄関の天井にも木貼りにしました。

 

また、開放感とバリアフリーのため、基本的に全て天地丈の引き戸にし、極力見切材を使わないようにしてもらいました。
LDK全体の広さ・開放感を重視しながら、リビングはゆったりと過ごす場所、ダイニングキッチンは憩いの場として適度な距離感を保てるように検討しました。

船渡 気に入っている部分はどこですか?

五十嵐 沢山あります!

水回り、キッチンとダイニングテーブルを横並びにし家事動線を優先した間取りはとても使いやすいです。また家事室や洗面室に使ったタイルや、玄関の天井に貼った無垢材、開放感を重視して採用したLDKのビスタウインドウも気に入っています。

キッチン収納を背の低いタイプにしたので、身長が低いので取りやすいです。上の方に仕舞い込むことがないので、余計なものが増えにくくなりそうです。見た目もスッキリしておしゃれですね。それと床暖房を寝室、子供部屋、リビング、キッチンに入れたので冬でも朝から足元が暖かいです。

 

船渡 家づくりはご夫婦でどのように分担しましたか?

 

五十嵐 2017年冬から2018年春まで休日はほぼ家づくりのために夫婦で出かけ、各ハウスメーカーの営業さんと実際の平屋見学や施設見学会、バスツアーへの参加、打合せをしていました。へーベルハウスのバスツアーは、30年前に建てた家と新築を見比べることができ参考になりました。分担としては金額や全体の管理は夫が担い、水回りは妻が主に担当して検討しました。

 

船渡 間取りはどのように決まりましたか?

 

五十嵐 全ての部屋にゆとりがあるようにしたかったので、何度も間取りの再検討をしました。家事動線をメインにした間取りを採用することに決めてからはやりたいことが固まったので各部屋の畳数調整をしながら全体的な間取りを決めて行きました。
ベースは越谷レイクタウンにあった住友林業のモデルハウス「美季の杜」の1F部分と設計士の提案を参考にしています。一直線に繋がる水回りは住友林業のkonokaのカタログから妻が気に入り、取り入れました。

LDKと玄関の雰囲気、リビングとダイニングの配置と距離感、玄関手洗いは住友林業のモデルハウスを参考にしました。また雑多な生活用品をLDKから見えないようにする役割をファミリークローゼット内に持たせたのも、このモデルハウスから取り入れたアイデアです。一方でこのファミリークローゼットを改良して、寝室からクローゼットを通って玄関・トイレと繋がるように提案してもらったのはヘーベルハウスです。

要望としては、

リビングの開放感(居心地の良さ)・平屋なので庭との繋がり

②リビングとDKの適度な距離感
③一直線で繋がった水回り動線
④しまい込むのではなく、アクセスが良くて出し入れのしやすいエコピットとしての役割のある収納ゾーン

 

といったポイントが実現できるように配置を検討し、打合せの進んだ4社の提案のそれぞれ良いところを取り入れながらまとめていった感じです。また、ベースとなった住友林業のモデルハウスが気に入った理由は、展示場と違って実際に売りにも出されている家で、現実的な広さ・使い勝手が考えられつつ、雰囲気がオシャレで考えていた間取りの方向性とも一致したからです。非常に感慨深い引き渡しでした

 

 

非常に感慨深い引き渡しでした

 

船渡 監督はどんな方でしたか?

五十嵐 非常に紳士的な対応をして頂く方で工程に関してしっかりと具体的に説明をして頂きました。連絡も細かくして頂きました。質問や変更があってもすぐに対応して頂き、安心してお任せできました。

船渡 工事は順調でしたか?

五十嵐 キャンペーン値引きのための着工開始時期の縛りがあったため、最終変更がギリギリまでもつれてしまった影響も強いのですが、電動シャッターが手動シャッターになっていたり、取り止めにした軒天に物干し金具が設置されたりしていたので図面や見積書を何度も確認しても間違ってしまうことがあるのだなと思いました。工事中は、定期的に建築現場を見に行き写真を撮ることをお勧めします。

 

船渡 引き渡し時はどうでしたか?

五十嵐 引っ越しまでの時間がなく、日程調整が難しかったので夜の引き渡しとなりました。やはり可能であれば外観も良く見える明るい時間帯の引き渡しをお勧めします。玄関を開けると素敵なお花が飾ってあったのが感動的でした。

工事担当の方と工務店の方が丁寧に設備の使用方法も説明してくださいました。当日お願いしたスイッチの名称ラベル変更やペンダントライトの設置、調整も遅い時間ながら快くしていただけました。

 

隣に住む両親も同席しての引き渡しとなりましたが、思っていたものと違うというところはなく、想像以上の出来だったので、こだわって長く何度も打ち合わせを重ねてきた分、非常に感慨深かったです。

 

家事時間が減って気持ちに余裕ができました

船渡 実際に暮らしてみていかがですか?

五十嵐 家事室の中に洗濯機を設置したのですぐ干せること、水回りの動線を一直線の間取りにしたこと、食洗機が思った以上に使い勝手が良かったことで効率が大きく上がり、家事時間が減って気持ちに余裕ができました。気持ちに余裕が出来たので、以前は家事をどっちがやるのか、夫婦で牽制し合う時もありましたが、新しい家になってからはそういった心配もなくなりました。

ファミリークローゼットがあるおかげで、リビングにモノが散乱しなくなり、通勤前の支度も楽になりました。賃貸の時は、クローゼットが小さいということもあり、スーツや、下着、アイロンをかけたYシャツがバラバラのところにあり、行ったり来たりしながら準備をしていましたが、今は寝室とクローゼットだけで準備が完結し、そのまま出発できるので、朝の慌ただしい時間が非常にスムーズになりました。

 

南側のリビングの窓の高さが高く、3面採用しているので朝から日当たりが良好です。バーチカルブラインドが思った以上に機能的でこだわっていたLDKにも大変満足しています。
また、太陽光パネルを南側にのせたのでその結果を楽しみにしています。

船渡 かえるけんちく相談所について、何かございますか?

五十嵐 ハウスメーカーの選定で悩んでいた折、いろいろと調べている中で船渡先生の書籍を見つけ拝読させて頂いたのがきっかけです。そこでメール等でセカンドオピニオンをお願いできるサービスも提供されていることや間取り診断の存在を知り、登録をさせて頂きました。

最終的な間取りでほぼ完成系が見えいましたが、過去の案も捨てがたく迷っていたときに、間取り診断の申し込みをさせて頂きました。その中で、今の間取りのここがこういう風に良いとか、ここは変えなくて大丈夫といったご意見を合理的に指摘して頂けたおかげで、自信を持って今のプランを選択することができました。今では、他の案に気持ちが揺らいで変更をしなくて本当に良かったと思っています。

また、その中でも素人では気づかないような細かいアドバイスを頂けたのでよりブラッシュアップができ、今の満足感に繋がっていると実感しています。その他にも、技術的な疑問点がでた際には第三者からのご意見をLINEで何度かお聞きさせて頂きました。毎回丁寧にお答え頂いて、安心して家づくりを進めることができました。とても感謝しております。

 

 

地盤が良ければ、ヘーベルハウスは高くない

船渡 最後にヘーベルハウスで、家づくりを検討している方へのアドバイスをお願いします。

五十嵐 ヘーベルハウスは無骨で質実剛健なところが特徴的で、良い意味でも悪い意味でもシンプルなイメージがありますが、私たちが何社か検討した中でも一番柔軟な対応をして頂けたハウスメーカーで、当初ヘーベルにはあまり期待していなかった木へのこだわりも実現することができました。一番の特徴である外壁だけはヘーベル板以外のものに変えることはできませんが、外壁さえ抵抗がなければ選択肢に入れて要望をぶつけてみると良いと思います。

価格帯は他の大手ハウスメーカーと比べて突出して高いというわけでもなく、私たちが比較検討した中では積水ハウスの方が見積もりは高く、住友林業と同じくらいの予算感でした。私たちの比較の中では唯一の鉄鋼メーカーだったせいか、地盤改良工事費用が他社より倍近くかかっていたので、地盤の問題が少ないところでは価格面でのハードルはより低くなると思われます。

 

船渡 五十嵐さん、ありがとうございました!

 

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船渡亮

船渡亮

これまで150件以上の住宅・建築をデザイン。初監修の書籍「人生が変わる片付けのルール」が二万部刊行される。現在、2000人以上が学ぶメルマガ「家づくり\脱/初心者講座」を運営。また、年間100人以上から間取り診断・家づくり相談を受ける家づくりコンサルタントとしても活躍。日本の家づくりをもっと楽しくする!ために、情報発信を行っている。
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サイト監修者紹介

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かえるけんちく相談所とは、一級建築士 船渡亮(ふなとあきら)が運営する家づくり初心者のためのコミュニティーです。

 

高校生の時に、お金が儲かって、女の子にモテて、楽しそう!って理由から、建築学科に入り、そのまま建築設計の世界に入りました。 「お金が儲かって」と「女の子にモテ」というのは微妙でしたが、家づくりの楽しさに魅了され、今まで住宅設計を続けてきました。

 

子供が生まれたことを機に、32歳に自宅を設計。 共働き夫婦向けの家事がしやすく開放的な家として、当ブログでもたびたび取り上げています。

 

2013年、 「理想の暮らしを実現するための家づくり」を、知識ゼロの初心者が達成できる環境提供のために、副業で、かえるけんちく相談所の運営を開始。

 

2014年に在籍していた工務店が倒産し無職だった時に監修を依頼された片付け本(人生が変わる片付けのルール)が、2万部のヒット。

 

くわしくは、

>>無職で監修した片付け本が2万部のヒットになった一級建築士の物語

 

で話しています。

2015年には、アキラ先生と名付けたカエルキャラクターを製作。LINEスタンプの販売も始めました。また、建築士の仕事を知ってもらうために、小学生や高校生向けにセミナーを行いました。

 

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既婚で、2児の父。

 

資格:一級建築士、インテリアコーディネーター。

得意な家事:洗濯、掃除、料理。

得意な料理:炒飯、カレー、油淋鶏。

好きな音楽:PRINCE

好きな作家:村上春樹、伊坂幸太郎、塩野七海。

好きな動物:かえる

 

 

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