
出典:株式会社アーキスタジオ
東京の断熱性能の高い工務店情報をシリーズでお届けしています。
第1弾は「アーキスタジオ」をご紹介致します。
アーキスタジオの概要と特徴
タイプ
・工法:木造軸組工法、SE構法(木骨ラーメン構造)、2×4(ツーバイフォー)工法、鉄筋コンクリート造、鉄骨造
・坪単価:不明
概要
会社名:株式会社アーキスタジオ
本社所在地:東京都新宿区下落合3-22-16 目白タキシマビル2F
設立:1990年10月
資本金:1,000万円
年間施工棟数:不明
従業員数:2名
事業内容:設計・監理
施工エリア:関東
アフターメンテナンス:6ヶ月、1年、2年
保証:不明
代表者の言葉

株式会社アーキスタジオ:代表 琴 雅佳
ARCHI 原型質・あるべき姿
STUDIO ものづくりの場・アトリエ・スタジオ
ARCHISTUDIOのAの字に、ものづくりはすべて設計からはじまり、そのために図面と真摯に向き合い、わくわくする空間をつくり上げたい、私たちの想いを込めています。
建築の設計は、原型質とも云うべきものの本来あるべき姿を見つけ出す営みと考えています。
そのようにつくり出された建築は、長く風雪にたえる力をもっています。
そして、長く使いつづけられる事は環境にも大きく寄与します。
アーキスタジオはそんなものづくりの場でありたいと考えています。
アーキスタジオ 会社の特徴
パッシブデザインへの取り組み
パッシブデザインとは、太陽、風、地熱といった自然エネルギーを最大限に活用・調整し、建物に取り入れ、快適で省エネルギーな住環境を実現する建築設計の考え方とその手法です。
断熱・日射遮蔽・自然風利用・昼光利用・日射熱利用暖房という5項目について検討し、冬は暖かく、夏は涼しく、風が通り、昼は自然光で明るい室内環境を実現します。

出典:Passive Design Technical Forum
・パッシブデザイン認証制度(PassDec)
アーキスタジオでは、長い間パッシブデザインに取り組み、パッシブデザイン認証制度(PassDec)において、全国初の3ツ星定量評価認証・2つ星定量評価認証を取得しています。
パッシブデザイン認証制度(PassDec)とは、パッシブデザインの各要素が、複雑に影響し合い、熱や風が部屋から部屋へ移動していく状態を動的に解析します。
そして、その室内環境の評価と、定めた室内環境の維持に必要な年間冷暖房負荷を評価基準としています。
アーキスタジオでは、パッシブデザインの施工事例が大変多く、パッシブデザインへの強いこだわりと実績の大きさが表れています。
RC外断熱工法
アーキスタジオでは、RC(鉄筋コンクリート)外断熱工法を採用しています。
外断熱の場合、コンクリートに室内側の熱が蓄熱され、コンクリートの温度を室内温度に近づけます。
また外断熱は、外気の熱を遮断し、室内の熱を外に逃がさないため、夏涼しく冬暖かい室内環境を少ないエネルギーで実現できます。
コンクリート造の場合、断熱材が構造体を途切れることなく覆うので、魔法瓶のような高い断熱性能が実現します。

・コンクリート構造体の寿命を伸ばす
RC外断熱工法では、RC構造体の寿命を180年に引き上げる事が可能です。
外断熱工法とすることで、外気温の温度変化や風雨、紫外線によるコンクリートへのダメージが減らせます。
また、定期的な外装材のメンテナンスにより、コンクリートの劣化を防ぎ、構造体の寿命を延ばすことが可能です。
長期優良住宅・ZEH
アーキスタジオでは、長期優良住宅に対応しています。
長期優良住宅とは、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(2009年(平成21年)6月4日施行)」により、高性能・長寿命を目指した住宅のことです。
長期優良住宅の場合、良質な住宅が長期にわたり良好な状態で使用できるように、耐久性・耐震性・維持保全容易性などが求められています。
またZEHにも対応しています。

ZEHについては、次の記事で詳しくご紹介しています。
スケルトン・インフィル/耐震等級3の構造体
スケルトンは「構造体」、インフィルは「設備や内外装、間仕切りなど」を意味します。
つまり、スケルトン・インフィルとは、長期的に使用できる構造部分と定期的なメンテナンスが必要となる住宅設備部分を分離して考える工法です。
ロングライフ住宅には欠かせない概念と言えます。
アーキスタジオでは、スケルトン・インフィルを採用。
コンクリート構造体は、耐震等級3の強度を確保しながら、無駄をそぎ落とした構造を実現しています。
また、スケルトンの柱や壁の配置を工夫し、将来の生活の変化に合わせてインフィルの交換・変更に対応できるように設計しています。

商品説明
アーキスタジオは、自由設計。
ここでは施工事例をご紹介します。
施工事例








口コミ
良い口コミ
テーマは「スローライフを楽しむ」ということであったが、風呂場をテラスで隔てられた離れに設置することにより、入浴行為を日常生活から非日常の特別イベントに押し上げ、生活に張りを持つことができた。
「琴さんは施主の立場に立って工務店との交渉に臨んで頂き、工務店と非常に有利な契約を締結する事が出来ました。」
「週末には進捗状況の確認に夫婦で度々足を運び、琴さんも時間があれば一緒に現地で見て確認することができました。」
「完成した我が家はまるで美術館のようです。」
「デザイン性の秀逸さだけではなく、2ヶ所の集熱ピットが温風を送りだし、冬場のエアコンはほとんど使いません。」
「もしも次に家を建てる機会があれば、また琴さんに造って頂きたいと思います。」
悪い口コミは、ありませんでした。
まとめ
この記事では、アーキスタジオのパッシブデザインへの取り組みや断熱性能、構造についてご紹介しましたが、アーキスタジオは、意匠設計住宅、集合住宅の設計を中心としながら、商業施設等も手掛ける大変テザイン性の高い設計事務所です。
古民家再生も手掛けています。
「木造と比べてコンクリート造は高い。」と敬遠されがちですが、アーキスタジオでは、コストもデザインの重要な要素と考え、無駄のない丁寧な設計を心掛けています。
また、本物の素材にこだわり、無垢のフローリングや柱、梁、漆喰の壁、珪藻土を取り入れ、素材を生かしたデザインを提供しています。
パッシブデザインへの取り組みやRC外断熱工法へのこだわりはもちろんのこと、スタイリッシュなデザインが広がるアーキスタジオの家づくりには、コンクリート造の魅力があふれ、「コンクリート造の家もいいなぁ。」と心が奪われます。
アーキスタジオについては、ホームページ、ブログも大変充実しており、多くの情報を得ることが出来ます。
東京で家づくりを検討している方、アーキスタジオにご興味をお持ちになられた方は、無料相談してみてくださいね。
『全国300工務店を徹底比較!』を連載中!
2020年断熱基準をクリアした全国の優良工務店300社を、こちらの記事から検索できます。
ぜひ、読んでみてくださいね。

千葉菜美

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